本年度アカデミー賞で、作品賞をはじめ3部門(助演女優賞・脚色賞)を受賞し、大ヒット公開中の映画『それでも夜は明ける』。愛する妻と幼い子どもたちに囲まれ、音楽家として幸せな日々を送っていた一人の男が、ある日突然誘拐され、家族も、財産も、名前さえも奪われ、遠く見知らぬ地へ奴隷として売られた12年間の回想録を映画化した作品です。
この魂を揺さぶられる衝撃の感動作に、グラミー賞を9度受賞したシンガー・ソングライター、
ジョン・レジェンドが感銘を受け、みずから監修したサウンドトラックの
国内盤が、3月26日にリリースされました。
ジョン・レジェンドほか、映画に強く共鳴した豪華アーティストが集結!
アリシア・キーズ、
ゲイリー・クラークJr、
アラバマ・シェイクス、
ローラ・マヴーラなど、ミュージック・シーンを牽引する人気アーティストたちが、インスパイアされた曲を提供し合い完成させた強いメッセージ性にあふれたアルバムに仕上がっています。
ジョン・レジェンドは著名な黒人霊歌「流れよ、うなるヨルダン川よ」(ロール・ジョーダン・ロール)をソウルフルなアカペラで、アラバマ・シェイクスは
マックス・ローチの「ドライヴァ・マン」をカヴァーで聴かせ、一方でアリシア・キーズやコディ・チェスナットらはオリジナル曲を書き下ろしています。
収録曲がいずれも、この作品のために用意された新録音源であることも、映画の素晴らしさを物語っています。また、このサントラには、劇中で強く印象に残る歌と話題になっている「流れよ、うなるヨルダン川よ」も収録。主人公ソロモンを演じた
キウェテル・イジョフォーと黒人奴隷たちを演じたキャストの魂の叫びには、誰しもが心揺さぶられることでしょう。巨匠
ハンス・ジマーのオリジナル・スコアもジョン・レジェンドによって選曲。“自由”という大きなテーマのもとにトップ・アーティストによる共演が、存分に楽しめる内容となっています。
ジョン・レジェンドは、このサントラについて以下のようにコメントしています。
「なんて感動的な作品なんだろう。本当に心が深く揺り動かされたよ。このサントラは映画に感銘をうけた異なるフィールド、ジャンルで活躍する才能あふれるアーティストたちの想いが一つになって出来上がった。アーティストっていうのは偉大なアートに触れてインスパイアされると、なにかを創造したくなるものなんだ。このアルバムはそんなインスピレーションが結実したものといえるだろう」