5月30日(金)より開催中、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭〈ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2014(Short Shorts Film Festival & Asia)〉(以下、SSFF & ASIA)では、グランプリほか各部門の優秀賞を発表するアワードセレモニーを6月9日(月)、東京・渋谷「AiiA Theater Tokyo」にて開催。当日は各部門の受賞者や審査員ほか、各界からゲストを招き、レッドカーペットも実施されました。
SSFF & ASIAは1999年に東京・原宿で誕生、今年の開催で16回目。今年は世界114の国と地域から4,660の作品が集まり、選りすぐりの223作品を東京・横浜を中心に上映しました。
アワードセレモニーの前に行なわれたレッドカーペットには
芦名 星、
有村架純、
石坂浩二、
市原隼人、
神田うの、
クリス・ペプラー、
平井理央、
ヒャダイン、
LiLiCoら豪華著名人が登場。また、アワードセレモニーを記念し、「モエ・エ・シャンドン」のマチュザレムボトル(6リットルのビックボトル!)が用意され、登場した著名人が次々にボトルにサインを書き込む姿も。
アワードセレモニーでは、数々の作品より審査員によって選ばれた、グランプリをはじめとする各部門の受賞作品を発表、授賞式が実施。オフィシャルコンペティション作品の中から、優秀な女優に贈られるベストアクトレスアワードには、自身も出演するなどしてショートフィルム界の盛り上げに貢献した有村架純が選ばれました。有村は「今回、このような評価をいただいて、本当に嬉しく思っています。監督をはじめ、関係者の方々のおかげです」と喜びを語ると、「監督、どこですかー?」と会場で監督に呼びかけ、監督が照れながら手を振る場面も!
また、ミュージックShort部門・シネマチックアワードには、TVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』のエンディング・テーマ「半パン魂」が人気を呼んだヒャダインに決定。「曲を作るときはいつも、いかに自由でステレオタイプをなくせるか、考えています。今回は小学生の頃のような子供心を“半パン魂”と表現しました。自分も死ぬまで半パン魂を持って曲を作っていきたいと思います」と楽曲にかける意気込みを披露。
日本のショートフィルム文化の発展・普及に貢献した作品・人物に贈られる話題賞は、数々の映画・ドラマで活躍し、自身でもショートフィルム『Butterfly』の監督・主演をつとめた市原隼人。「自分が初めて監督をして、主演もした作品となりました。今回の映画を通して映画の素晴らしさ、楽しさを実感でき、SSFFのこの場と、スタッフの皆様に敬意を表したいです」。
そして栄えあるグランプリに選ばれた作品は、ヨセプ・アンギ・ノエン監督の作品『ホールインワンを言わない女』! 受賞したノエン監督は「アリガトウゴザイマス!」と日本語で感動のコメントを披露。そして最後に映画祭の代表である
別所哲也が「アカデミー賞につながる映画監督がまた1人、生まれました。来年もSSFF & ASIAに足を運んでいただきショートフィルムの魅力を感じていただければと思います。また来年会いましょう。乾杯!」と語り、モエ・エ・シャンドンのシャンパンで乾杯! 映画祭を華々しく締めくくりました。