NHKが仕掛ける“ロック・フェス”番組こと『NiPPoN RockS(ニッポンロック)』が、BSプレミアムで8月28日(木)24:00〜25:29に放送。
大のロック通でタレントのハリー杉山、日本でバンド活動を行ないファッション・アイコンとしても注目を集めているイギリス人女性のリアンヌの2人がナビゲーターをつとめる本番組。2回目の放送となる今回は、さる7月3日(木)にZeep DiverCityで収録が行なわれ、ゲストとして
BOOM BOOM SATELLITES、
クリープハイプ、
WHITE ASH、
Charisma.com、
HAPPYが出演しました!
収録当日、ステージの幕開けを飾ったのはWHITE ASH。おなじみの登場SEであるthe pillows「WHITE ASH」が流れる中、ステージに現れた彼ら。持ち味であるエッジのきいたサウンドが印象的な「Crowds」へ。さらに、「Number Ninety Nine」「Jails」というアッパー・チューンを続けざまに演奏し、会場は一気にヒートアップ。MCをはさみ、TV-CM曲として大量オンエアされ話題の新曲「Hopes Bright」を披露。強いメッセージを全編日本語詞で歌い揚げました! ラストは「僕たちにとって殿堂入りしている曲」という代表曲「Stranger」。
2番目に登場したのは、音楽業界内外から大きな注目を集めている平均年齢20歳の新星、サイケデリックなポップ・サウンドで日本人離れしたメロディを奏でる京都発のバンド、HAPPY。ガレージ・ロック全開の「Wake Up」「Cation」、カントリーのテイストを感じさせる「RUN RUN RUN」と、2,000人規模のライヴハウスは初めてだったにも関わらず、臆することなくパフォーマンス。キラキラとしたシンセサイザーの美しいフレーズで壮大な世界観を描いた「Win Key Gun」ではフロアを幸福感に包みこむ。MCでは、Alec(vo, g)とRic(vo, syn)が「今日誕生日の人いますか!」と客席に呼びかけ、急遽バースデー・ソングを歌うほのぼのとした展開も。
3番目は現役OL2人組のエレクトロ・ヒップホップ・ユニット、Charisma.com(カリスマドットコム)。「HATE」のイントロから「イイナヅケブルー」へなだれ込む、ライヴならではの構成でスタートするや、右に左に踊り回り、バキバキのエレクトロ・サウンドとラップで会場を一気にダンスフロアへと変貌させる。「手を叩け!」のコールに合わせて会場全体から盛大なハンドクラップが鳴り響いた「LOOKER」、本当に評価されるべき人を見極めてほしいとという社会に対するメッセージを痛烈に歌った「スーパーガール」、そしてDJゴンチが客席を大いに煽ったところで「NOW(LUUxOOR cell remix)」。ラストは再び「HATE」で場内のボルテージは最高潮へ。
4番目はクリープハイプが登場。「やります」と尾崎世界観(vo, gt)の一言から「寝癖」。武道館2デイズを経験した勢いそのままに、イントロから一気にオーディエンスを熱気の渦へと巻き込んでいく。「HE IS MINE」では尾崎が「NHKだからな。行くぞ」と客席を煽り、「セックスしよう!」の大合唱! 間髪入れずに、こちらもライヴでは定番の「社会の窓」。「最高です!」の大合唱で、この日一番の盛り上がりを見せる。ライヴではこの日が初披露となった新曲「エロ」、人気曲「オレンジ」に続きラストは、こちらも新曲「二十九、三十」。クリープハイプらしい熱気に溢れたライヴとなりました。
そしてトリをつとめるのは、BOOM BOOM SATELLITES。ザ・ビートルズの名曲を彼ら流にカヴァーした「HELTER SKELTER」からライヴはスタート、ラウドなギター・サウンドとアグレッシヴなビートに会場はすぐさまダンスホールと化す! 続けざまに「MORNING AFTER」「DIVE FOR YOU」とアップ・チューンを連発し、その圧倒的な存在感と、音に魂をぶつけるような気迫あふれるパフォーマンスを披露。客席ではモッシュ&ジャンプの嵐が巻き起こる。ラストを飾った「KICK IT OUT」では、客席の最前列から後ろまで大盛り上がりのカオス状態に。世界が認める実力を発揮した、圧巻のステージを繰り広げました!