イン・シンクやピーター・ガブリエルらと共に仕事をし、また映画にも数多くの楽曲を提供している、ブレイクビーツ・トランス界の才人“BT”。そんな彼が災難に見舞われながらも完成に漕ぎ着け、昨年8月に海外にてリリースしたアルバム『エモーショナル・テクノロジー』(写真はUS盤)を、ついに日本でもリリースすることになりました！

　日本盤(VICP-62739〜40\2,730(税込))は、現在までのところ、5月21日にリリースされる予定となっており、海外に比べて約半年以上遅れてのリリースとなってしまった代わりに、日本未発表音源やリミックス音源などを大量に収録したボーナス・ディスクが付属される模様です。また、一部では不評であったためか、ジャケットのアートワークも日本独自のものが使用される予定とのことです。US市場を睨んだためなのか、以前に比べて、より歌ものへとシフトした本作。とはいえ、さすがは“BT”と唸らす、その練られた楽曲の数々はミュージシャンの中にもファンが多いだけあって、どれも優れたもの。未だ未聴であった方はもちろんのこと、すでに購入済の方もボーナス・ディスク目当てに再購入しても損はない作品ですので、皆さんも是非ともご注目のほどを！

　ちなみに、以前にもお伝えした、彼が初めて映画のスコアを手掛けた映画『Monster』のオリジナル・サウンドトラックですが、どうやら、そのリリースが当初の予定よりも延期され、今夏にリリースされる予定となったそうです。こちらもファンならお見逃しのないように！