1947年に2代目桂 小文治に入門、将来を嘱望されながらも俳優に転身。その後、映画のみならず、TVドラマや数々のバラエティ番組へと活躍の場を広げ、日本テレビ系『それは秘密です!!』（1975〜87年）の司会者として“泣きの小金治”と称されるなど人気を博した、桂 小金治。そんな彼の追悼盤CD『桂小金治2「朝日名人会」ライヴシリーズ103』が2月25日（水）、ソニー・ミュージックダイレクトの落語レーベル「来福」より発売されます。

　今回発売されるのは、20年ぶりに出演した落語会〈朝日名人会〉での口演の録音で、今やほとんどやり手のいない、タイトル通りの渋く珍しい噺「渋酒」（2004年収録）と、小金治の十八番「大工調べ」（2006年収録）の二席を収録。20年というブランクを全く感じさせない、折り目正しく穏やかで親切な落語を披露しており、古さよりも清新の気を感じられる一枚となっています。好評発売中の『桂小金治1「三方一両損」「禁酒番屋」』、そして本作について詳しくはスペシャル・ページ（www.110107.com/raifuku_kokinjiをご覧ください。