ニッポン放送とフジパシフィックミュージックが3月1日、12月から本放送の開始が予定されているニッポン放送ワイドFM「HAPPY FM93」の開局記念とフジパシフィックミュージックの創立50周年記念を兼ねたコンサート〈オールナイトニッポンALIVE〜ヒットこそすべて〜〉を東京・日本武道館にて開催。
オープニングは、
ザ・フォーク・クルセダーズの
きたやまおさむと
THE ALFEEの
坂崎幸之助がザ・フォーク・クルセダーズのデビュー・シングル「帰って来たヨッパライ」を披露。続いて
泉谷しげるが「お前らこんなに集まりやがって!面倒くせえから1曲しかやらねえからな」と会場を盛り上げ、「春夏秋冬」をパフォーマンス。「大嫌いな泉谷しげるの後はやりたくありませんでした」というMCで笑いに包まれる中登場した
宇崎竜童は、「スモーキン・ブギ」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を熱唱。デビュー・アルバムをニッポン放送のスタジオでレコーディングしたという秘話も明かし、会場を驚かせました。大声援で迎えられ「僕の贈り物」を披露した
小田和正は「フジパシフィック50周年おめでとうございます!『ラブ・ストーリーは突然に』があるのもフジパシフィックのおかげです!」とコメント。続く
鈴木雅之のステージには
佐藤善雄と
桑野信義も登場。
ラッツ&スター「め組のひと」、
シャネルズ「ランナ・ウェイ」を披露して会場を沸かせたほか、鈴木雅之はソロでも「ガラス越しに消えた夏」を熱唱。その後鈴木は
稲垣潤一を呼び込むと、お互いの音楽ルーツであるブラック・ミュージックについてトーク。稲垣は自身のドラミングと共に「ドラマティック・レイン」を披露しました。
続いて
EPOが代表曲「う・ふ・ふ・ふ」、
平松愛理はオールナイトニッポンのパーソナリティ時代に書き上げたという「部屋とYシャツと私」を披露。大瀧詠一がプロデュースを手がけた
山下達郎「DOWN TOWN」のライヴ映像が流れると、“
大瀧詠一コーナー”に突入。EPOと平松に坂崎幸之助が加わったユニット“SISTERS”が「空とぶ・ウララカ・サイダー」、稲垣潤一が「バチェラー・ガール」、鈴木雅之が「冬のリヴィエラ」をそれぞれ拾うしました。続いて
藤井フミヤが歓声の中登場し、代表曲「TRUE LOVE」をパフォーマンス。続いて
ウルフルズが「バンザイ 〜好きでよかった〜」「ガッツだぜ!!」、
Superflyが「Beautiful」「愛をこめて花束を」を披露し、ヒット曲の連発で会場を盛り上げました。SISTERSがザ・フォーク・クルセダーズ「白い色は恋人の色」を披露すると、きたやまおさむも再登場。「コブのない駱駝」「悲しくてやりきれない」を歌唱し、最後にはきたやまおさむ作詞、
加藤和彦作曲の名曲「あの素晴しい愛をもう一度」を出演者全員と共に熱唱し、フィナーレとなりました。