NHK-FMの名物プログラム『今日は一日○○三昧』では“ファンクの帝王”こと
ジェイムス・ブラウン(James Brown)のデビュー60年&没後10年を記念し、その誕生日となる5月3日(火・祝)にJB特集を放送。ゲストには映画監督・
井筒和幸、
堂本 剛、
山下達郎が決定、また番組後半(19:20以降)ではガールズ・ファンク・バンドの
ズクナシと、世界をまたにかけた活動を展開する
オーサカ=モノレール(写真)の公開スタジオ・ライヴも披露されます。
特番放送の2日後より、約3週間に及ぶヨーロッパ・ツアーへと旅立つオーサカ=モノレール。2006年、4thアルバム
『REALITY FOR THE PEOPLE』と、バックをつとめた
マーヴァ・ホイットニーの復活アルバム
『I AM WHAT I AM』をリリースしたこと機に、以前より寄せられていたラブコールに応え海外ツアーを行なうようになったという彼らですが、リーダーの中田 亮(vo, key)は、初めてヨーロッパへと赴き6公演だけで大赤字となったという2006年以降について、「大赤字の次の年には、公演数が倍以上の15公演に増えて、マーヴァ・ホイットニーともイギリス、フランス、アイルランドの3ヵ所を一緒にまわりました。2008年〜2009年はマーヴァ公演の本数も増えていった。バンド結成20周年の2012年・春に、気合いを入れて組んだ、欧州滞在30日間で7ヵ国・25公演はさすがにキツかったです。しかも、この年の夏には、ヨーロッパとカナダのフェス15ヵ所をまわるツアーもやりましたね。その後10年で、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国など、どんどん世界が広がっていきました」と振り返ります。
今後の活動については、「数えると、これまで22ヵ国を訪れていました。いつも思うことは、各国、言葉の違いや文化の違いはあっても、演者がやることは同じなんです。そして、お客さんの反応も、土地それぞれカラーはあるけれど、盛り上がるところで盛り上がります。それが面白いんですよね。まだまだ訪れたことのない国や都市がたくさんあるので、もっともっと多くの人や文化に触れてみたいと思っています。まだあまり行ったことのない東ヨーロッパとかアフリカとか……」と、さらなる目標を語っています。