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指揮者のスタニスラフ・スクロヴァチェフスキが逝去

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ   2017/02/22 16:51掲載
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 ブルックナーの交響曲を中心に世界で高く評価された指揮者のスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(Stanisław Skrowaczewski)が、2月21日(火)に米ミネアポリスで逝去。93歳でした。

 スクロヴァチェフスキは1923年10月3日、ポーランドのリヴォフ(現在はウクライナ領)出身。40年代後半から本格的な指揮活動に入り、ミネソタ管弦楽団(旧ミネアポリス交響楽団)やワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団ハレ管弦楽団ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団など数々のオーケストラの重要ポストを歴任しました。ブルックナーの指揮では世界的に定評があり、ブルックナー交響曲の解釈でマーラー・ブルックナー協会から金メダルを授与されたほか、ザールブリュッケン放送響との『ブルックナー交響曲全集』は世界中で賞賛され、〈カンヌ・クラシック大賞2002〉“19世紀管弦楽作品部門”を受賞。

 日本には読売日本交響楽団の招聘により1978年に初来日。同団とは2000年以降定期的に共演し、2007年4月から2010年3月まで第8代常任指揮者を務め、退任後の2010年4月以降は桂冠名誉指揮者として共演を重ねました。また、NHK交響楽団への客演でも知られています。
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