ブルックナーの交響曲を中心に世界で高く評価された指揮者の
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(Stanisław Skrowaczewski)が、2月21日(火)に米ミネアポリスで逝去。93歳でした。
スクロヴァチェフスキは1923年10月3日、ポーランドのリヴォフ(現在はウクライナ領)出身。40年代後半から本格的な指揮活動に入り、
ミネソタ管弦楽団(旧
ミネアポリス交響楽団)や
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、
ハレ管弦楽団、
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団など数々のオーケストラの重要ポストを歴任しました。ブルックナーの指揮では世界的に定評があり、ブルックナー交響曲の解釈でマーラー・ブルックナー協会から金メダルを授与されたほか、ザールブリュッケン放送響との『ブルックナー交響曲全集』は世界中で賞賛され、〈カンヌ・クラシック大賞2002〉“19世紀管弦楽作品部門”を受賞。
日本には
読売日本交響楽団の招聘により1978年に初来日。同団とは2000年以降定期的に共演し、2007年4月から2010年3月まで第8代常任指揮者を務め、退任後の2010年4月以降は桂冠名誉指揮者として共演を重ねました。また、
NHK交響楽団への客演でも知られています。