3月17日(金)大阪・いずみホールを皮切りに4都市5公演の日本ツアーを控えるピアニスト、
アンドラーシュ・シフ(Andras Schiff)が、2004年から2007年にかけて挑んだ
ベートーヴェンのピアノ・ソナタのライヴ録音時にアンコールで弾いた作品を集めたアルバム『
アンダンテ・ファヴォリ〜シフ / アンコール集』(UCCE-2091 2,800円 + 税)を3月15日(水)にリリース。
レコード・アカデミー賞に輝いたベートーヴェンのピアノ・ソナタ集は、第30番〜第32番を除き、スイス・チューリヒのトーンハレでライヴ録音。その当時アンコールで演奏された作品をコンパイルした本作には、ベートーヴェン、
バッハ、
ハイドン、
モーツァルト、
シューベルトの作品からシフがそれぞれのコンサート・プログラムに応じて選んだ作品が収めれています。「アンダンテ・ファヴォリ」以外は、CD初登場となる音源ばかり。シフは本アルバムについて「今回初めてリリースされるアンコール集は、チューリヒの素晴らしい聴衆に助けられて私がたどってきた長旅の記録である」とコメントしています。
本アルバムの発売と同時に、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集、チェロとピアノのための作品全集計9タイトルもSHM-CD化され、値下げ再発売。なかでもミクローシュ・ペレーニ(Miklos Perenyi)とのチェロ・ソナタ集は12年ぶりのリイシューです。