世界的オーボエ奏者にして、指揮や作曲でも高く評価される
ハインツ・ホリガー(Heinz Holliger)が、信頼する仲間たちと共に古典からホリガー自身の新作までバリエーション豊かな室内楽作品を奏でる公演〈世界の巨匠を聴く ハインツ・ホリガー オーボエ・トリオ〉を6月11日(日)東京・築地 浜離宮朝日ホールで開催。
曲目は、ホリガーの最新作「エール(Airs)」をはじめ、
ベートーヴェンのトリオなど古典から現代の作品まで、オーボエの魅力が詰まった作品の数々。共演は、バイエルン放送交響楽団ソロ・イングリッシュ・ホルン奏者にして、ホリガーが自作を献呈するなど絶大な信頼を寄せるマリー=リーゼ・シュプバッハ(Marie-Lise Schupbach)と、2015年国際オーボエ・コンクール軽井沢にて日本人初の第1位に輝いた荒木奏美(東京交響楽団首席オーボエ奏者)、そして東洋の伝統楽器である笙を国際的に広めた第一人者の
宮田まゆみです。
ホリガーに共演者として指名された荒木は、「ホリガーさんの大きなエネルギーを間近で受けられることは私にとって大変幸せなことです。そのエネルギーで自分がどのように反応するのか、何を発信していくのか予想できないことが楽しみでなりません」とコメント。またホリガーは、「オーボエの最も大切なレパートリーから、ベートーヴェンのオーボエとイングリッシュホルンのための美しい2つのトリオを日本のみなさんの前で演奏できることをとても嬉しく思います」とメッセージを寄せています。