ラトヴィア出身の俊英指揮者
アンドリス・ネルソンス(Andris Nelsons)が、自身が音楽監督を務める
ボストン交響楽団と進める
ショスタコーヴィチ・シリーズの第3弾『
ショスタコーヴィチ: 交響曲第4番&第11番「1905年」』(UCCG-1802〜3 3,500円 + 税)を7月18日(水)にリリース。
ドイツ・グラモフォン(DG)とボストン響は当初、ショスタコーヴィチの交響曲第5番〜10番に管弦楽作品を加えた5枚のアルバムの契約を発表したものの、第1弾『
ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番 他』(UCCG-1709)の絶賛を受け、交響曲の全曲録音へと企画を変更。本シリーズは、第1弾が第58回〈グラミー賞〉の“クラシック部門 ベスト・オーケストラル・パフォーマンス賞”、第2弾『
ショスタコーヴィチ: 交響曲5番、第8番、第9番 他』(UCCG-1741〜2)が第59回〈グラミー賞〉の同賞を受賞。〈グラミー賞〉を連覇しています。
そのネルソンス&ボストン響によるショスタコーヴィチ・シリーズの第3弾となる本作は、昨年の来日公演での圧倒的な名演が記憶に新しい交響曲第11番と、
マーラーの影響が色濃く、編成も最大で技術的にも至難の第4番を収録。当時ソ連領だったラトヴィア・リガに生まれ、ソビエトの音楽的伝統のもとで教育された最後の指揮者のひとりであり、サンクトペテルブルクで長く学んだネルソンスの独自の視点で、ショスタコーヴィチの名作に新たな息を吹き込んでいます。