日本のジャズが圧倒的なオリジナリティをもって覚醒した1970年代のサウンドをリスペクトし、当時の音源にスポットを当てるとともに、これからの新しいジャズの在り方をテーマとした新レーベル「Days of Delight(デイズ・オブ・ディライト)」がローンチ。リリース第1弾として、
日野皓正をはじめ様々なジャズ・ミュージシャンとのセッションや、またポップ・フィールドにおいては
山下達郎のバック・メンバーとして知られるサックス・プレーヤー、
土岐英史の最新アルバム『
Black Eyes』(DOD-001 2,500円 + 税)と、レーベル発足のきっかけともなった70年代前半の名演を集めたコンピレーション・アルバム『
Days of Delight Compilation Album -疾走-』(MHC7-1 2,500円 + 税)の2タイトルが10月17日(水)に同時発売されます。
レーベル「Days of Delight」は、岡本太郎記念館の館長であり、今年3月から公開された「太陽の塔再生プロジェクト」で総合プロデューサーを務めた平野暁臣がプロデュースを手がけ、また録音エンジニア / サウンド・プロデュースは、
SFKUaNK!!での活動でも知られる
塩田哲嗣が担当。リアルで深みのあるサウンドを目指しています。
レーベル設立のコラボレート企画として、東京・南青山 岡本太郎記念館では、企画展「瞬間瞬間に生きる−岡本太郎とジャズ」を10月17日(水)より開催。期間限定で70年代日本ジャズのリスニングルームが出現します。第1展示室では、歌、声、ダンスなど音にまつわる絵画に加えて、およそ半世紀前に
岡本太郎が自ら制作した「顔のスピーカー」(1971年)が初登場。本展のために修復されたスピーカーから、名曲「枯葉」を唄う岡本太郎の声が聞こえてきます。第2展示室では、大阪万博後の70年代に革命期を迎えた日本のジャズが大音量で流れる“音”の展示を実施。会期中には第一線で活躍するジャズ・ミュージシャンを招いたスペシャル・ライヴや、各界で活躍するジャズ好きの面々がレコードをかけたりトークをしたりする“スペシャル店番”も企画されています。詳細は岡本太郎記念館
オフィシャル・サイトでご確認ください。