GReeeeNが、10月31日（水）にリリースするニュー・シングル「贈る言葉」のミュージック・ビデオを公開。この曲は、11月3日（土）に全国ロードショーとなる映画「走れ！T校バスケット部」の主題歌として書き下ろした新曲です。

　同映画は、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でも注目を浴びる志尊 淳が主演、そのほかにも多数の若手俳優が出演することでも話題を集めています。この映画の原作は、シリーズ累計発行部数120万部を記録した実話に基づく青春バスケ小説「走れ！T校バスケット部』（松崎 洋）。志尊演じる主人公の田所陽一は、バスケの強豪校でイジメに遭い、失意のまま転校。転校先のT校の弱小バスケ部で奇跡を起こす、“痛快青春エンターテインメイント”となっています。

　新曲「贈る言葉」のミュージック・ビデオは、映画「走れ！T校バスケット部」のスピンオフ・ストーリーとして制作されており、映画と同様に、脚本は徳尾浩司、主演は志尊 淳が務めています。ロケ場所も同じ舞台、栃木県旧足利西高校で撮影され、舞台は卒業式のシーンとなっています。志尊は「キセキ」を聴いて部活に打ち込んだ“GReeeeN世代”でもあり、楽曲の世界観にピッタリの演技を見せています。また、映画本編には登場しないものの、ミュージック・ビデオのオリジナル・キャラクターとして武田鉄矢が校長役で出演しています。

　武田が所属し、70年代にデビューしたフォーク・グループ、海援隊の「贈る言葉」と同タイトルの新曲をリリースするGReeeeN。リーダーHIDEは幼少の頃、武田鉄矢原作の漫画「お〜い！竜馬」に触発され、実家の関西の親元を離れ、中学、高校と高知県で学生生活を送り、そこで音楽活動を開始。武田鉄矢と坂本龍馬の存在はHIDEに大きな影響を与えています。

　GReeeeN4枚目のシングル「人」では武田がジャケット写真で登場したり、武田出演の東洋水産「マルちゃん 赤いきつねうどん / 緑のたぬき天そば」のCMソング「緑のたけだ」を書き下ろしたりと縁があったものの、MV出演は今回が初めて。武田は「今回、坂本龍馬を好きなGReeeeNのリーダーのような青年に出会えたことがうれしいです」とコメント。GReeeeNは「冒頭のセリフ、目線一つから心震えます」と感想を寄せています。

今回、坂本龍馬を好きなGReeeeNのリーダーのような青年に出会えたことがうれしいです。GReeeeNとは世代は違うけれども、好意をもってもらえて、先輩としてではなく、仲間として、付き合ってもらえればと思います。GReeeeNの歌は言葉が綺麗ですね、綺麗な水でよく洗っていると思います。彼らは一生懸命、綺麗な言葉を紡ぎ合わせる努力を感じます。音楽のジャンルは違えど、志は一緒です。志尊さんからも新しい匂いを感じました。僕は新しい人たちとその時代ごとに新しい人と付き合ってきましたが、同じく新しい人の匂いのする人です。
――武田鉄矢

小学生の頃、“3年B組金八先生” を見ていて、ロケを見に行っていました。幼少期から見ていた武田鉄矢さんとの共演は緊張しましたが、素晴らしい経験をさせていただきました。　学生時代に野球をやっていた時に、“キセキ”と喜怒哀楽を共にしていたので、今回、映画「走れ！T校バスケット部」の主題歌も書き下ろしていただいて、ミュージックビデオでもGReeeeNさんの曲に自分の映像が流れるのが幸せで夢のようです。僕たち、映画キャスト、スタッフも全力で「走れ！T校バスケット部」を作りました。そこにGReeeeNさんの「贈る言葉」が加わって、さらにパワーアップしていますので、「走れ！T校バスケット部」も是非見てください。
――志尊 淳

今回、武田鉄矢さん、志尊淳さんに出演いただき、素敵なミュージック・ビデオになりました。武田さんともあろうお方が、GReeeeNのミュージック・ビデオに出演していただけるなんて！冒頭のセリフ、目線一つから心震えます。志尊さんもバスケ未経験者と聞いてびっくり！映画でもミュージックビデオでも素晴らしいシュート、そう、ナイッシューを見せてくれています。GReeeeNは武田さんと同じく“坂本龍馬”を尊敬する者として、不躾ながら、一方的にご縁を感じております。是非色んな見方でこのミュージックビデオを楽しんで頂いて、この曲があなた様の門出の何かチカラになりますように。
――GReeeeN