“人生100年時代”を見据え、これからのお金との向き合い方や証券投資について学び、考えてもらうことを目的に、日本証券業協会が東京大学教養学部教養教育高度化機構ブランド・デザイン・スタジオとのコラボレーションにより“開学”した「100年大学 お金のこと学部」の開学記念特別講座が、“10(とう)・4(し)”の証券投資の日、2018年10月4日(木)に東京・本郷の東京大学安田講堂にて開催。芥川賞受賞作家の
羽田圭介やウェルスナビ株式会社代表取締役CEOの柴山和久の特別講義のほか、元
乃木坂46のメンバーでタレントの
生駒里奈が登壇し、東大生らが集う講座を盛り上げました。
お金や証券投資に造詣が深い羽田は、4月に発売された著書「5時過ぎランチ」の表紙がプリントされた学生服風の衣装で登場。当初は原稿料と印税だけでの生活は大変で、お金に対する不安から投資信託や株式投資を始めたと話し、柴山はプロジェクターを使って「人生100年時代の投資論」をテーマに講義を行ないました。
続いて、アカデミック・ガウン姿の生駒里奈が現れると、客席から拍手が。「大学には進学しなかったので、こういう服を着られてうれしいです」と微笑んでからトーク・セッションがスタートしました。100年大学
特設サイトでの開学記念テスト「お金のセンス」を受験した感想を述べた後は、東大生4名との特別問題対決に挑戦。東大生が生駒のファンということもあり、和やかな雰囲気の中で行なわれた対決は、両者3問正解の引き分けで終了。「学生の方はみなさん私よりも年下で、応援してくださる方ばかりだったので楽しかった。お金のことについては、今までよりももっと大切に考えていかないといけないなと思いました」とコメント。投資に関しては「ずっと貯蓄はしているんですけど、いつ何が起きるかわからないので、勉強して、少額からの投資をやっていきたい」とのこと。さらに、「将来は結婚したいですから、そういったところ(投資や貯蓄)からお金が出たらうれしいですよね。若い時に頑張ったお金できれいなウエディングドレスを着れたらうれしいです」と笑みを浮かべ、「目標は、実家の両親をこっちに呼ぶこと。将来、どうなるかわからないけど、いろんなことができるようにお金を増やすことは大事だと思います」と、貯金と投資の重要性を伝えることも忘れませんでした。
なお、東京大学教養学部では、今回の特別講座の開催を皮切りに、同大学の学生を対象とした〈人生100年時代のお金と投資の未来を考える講義〉を計12回開催。12月20日(木)の最終講義は一般公開となります。また、本講義の要点をまとめた「お金の教科書」が2019年春に発売予定です。