これまでに
エリカ・バドゥ、
ランディ・ニューマン、
パンチ・ブラザーズ、
CORNELIUSなどが出演してきた米公共ラジオ局NPRの人気コンテンツ“Tiny Desk Concerts”への出場をかけ、2017年に開催された〈Tiny Desk Contest〉で優勝した米ニューオーリンズのソウル・バンド、
タンク・アンド・ザ・バンガス(TANK AND THE BANGAS)が5月8日(水)にメジャー・デビュー・アルバム『
グリーン・バルーン』(UCCB-1045 2,500円 + 税)をリリースします。収録曲「アンツ」のミュージック・ビデオが公開中。
『グリーン・バルーン』は彼らが2013年に自主制作したアルバム『Think Tank』以来、通算2枚目となるメジャーからのデビュー・アルバムで、
ロバート・グラスパーらがプロデュースを手がけています。リード・シンガーのタリオナ“タンク”ボールは新作について「『グリーン・バルーン』は1stアルバム『Think Tank』のお姉さん的作品。『Think Tank』は12歳で『グリーン・バルーン』は16歳。セックスもするようになったの。すぐそこにいる女の子」とコメント。バンドのザ・バンガスは、「色みたいなものです」「僕たちが影響を受けているものすべてをレコードに記録するということは僕らにとって何の問題もない、だって僕らはひとつに列に留まっているいるわけではないから」と語り、ボールは、「私たちがレコードを作っているときは、ただただ作っているの。そして私たちは絶対次のように言うことはないわ。“今のはブルージーすぎるね。ちょっとカントリーすぎたね。ヒップホップすぎたね”と。その曲はそういう感じだからそういう方向性になったのだから、その曲の持つフィーリングをそのまま押して完成させよう、それが気持ちいいの」と付け加えています。
Photo by Nick Spanos