今最も熱い注目を浴びる指揮者のひとり、
グスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)を輩出したベネズエラの音楽教育システム“エル・システマ”出身のトランペッター、
パーチョ・フローレス(Pacho Flores)が、2013年発表のデビュー盤『
カンタール〜歌うトランペット』以来となる2ndアルバム『
フラクタル』(UCCG-1842 2,800円 + 税)を5月22日(水)にリリース。
本作は、トランペット・レパートリーにおける最大の人気曲にして、世界中のオーケストラのオーディションでも課題曲となっている
ハイドンのトランペット協奏曲や、アルメニアの作曲家アルチュニアンによる協奏曲、そしてトランペットへの編曲作品などを収録した充実の内容。スウェーデン出身で“トロンボーンの
パガニーニ”と称される名手、
クリスチャン・リンドバーグ(Christian Lindberg / 発音はリンドベルイ)が共演指揮者を務めています。共演楽団は
ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー管弦楽団です。
アルバム冒頭の「アクバンク・ブンカ」は、リンドバーグがノルウェーの名手、
オーレ・エドワルド・アントンセン(Ole Edvard Antonsen)のために作曲したトランペット協奏曲。さらにリンドバーグは、「想いあふれて」でトロンボーン奏者としても参加しています。