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現代UKジャズ・シーンを牽引するシャバカ・ハッチングスが、みずからのグループのアルバムを発表

シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ   2020/02/03 13:19掲載
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現代UKジャズ・シーンを牽引するシャバカ・ハッチングスが、みずからのグループのアルバムを発表
 現代UKジャズ・シーンを牽引する存在で、2019年夏にコメット・イズ・カミングのメンバーとして来日、フジロックに出演したシャバカ・ハッチングスが率いるユニット、シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ(Shabaka And The Ancestors)がアルバム『ウィー・アー・セント・ヒア・バイ・ヒストリー』を3月13日(金)に発表します。収録曲「ゴー・マイ・ハート、ゴー・トゥ・ヘヴン」が公開中。また、シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズは8月に東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOで来日公演を行なう予定です。

 「ゴー・マイ・ハート、ゴー・トゥ・ヘヴン」について、ヴォーカルと作詞を担当したシヤボンガ・ムテンブは自身の父親がよく行っていた教会で流れていた音楽を思い出しながら作詞したと言い、「アフリカの“hamba”(ハンバ)という言葉を繰り返しているけれど、これは“行く”という意味。自分がこの世界の様々なことに負けてしまって外に出たいと願うことは多いと思うけれど、暗闇は光や自分の心を呼び覚ますきっかけにもなる」と語っています。

 公開されたミュージック・ビデオでは、女性たちが黒いマスクを外し、不気味に笑い、踊る姿が描かれています。強烈なインパクトを残すこのビデオに関してハッチングスは「何世紀にもわたる西洋中心の拡張主義によって失われてきた命や文化があり、終末の時間は生ける煉獄として長い間、実際に存在し続けた。しかし、地球自身によってそういった社会システムの燃焼が開始されてしまった今、犠牲の祭壇に置かれるものは“死ぬべきもの”ではなく一体何になるのかを問いたかった」とコメントしています。

 2016年に発売された前作『ウィズダム・オブ・エルダーズ』は南アフリカ系のジャズ・ミュージシャンとのセッションを収めたもので、以来彼らはスピリチュアル・ジャズの最重要ユニットに位置付けられています。前作の延長線上にある新作は、2019年に南アフリカのヨハネスブルグとケープタウンで制作されました。

Photo by Tjasa Gnezda



ユニバーサル ミュージック
www.universal-music.co.jp/shabaka-and-the-ancestors
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