新型コロナウイルスの感染拡大以降、活動の場が制限されているアーティストやミュージシャンをはじめ、苦境に立たされている音楽事業関係者に対する救済を目的として、
EXILEや
三代目 J SOUL BROTHERSらが所属する株式会社LDH JAPANが、音楽事業関係者活動支援プロジェクト〈GO ON MUSIC PROJECT〉を発足。
同プロジェクトは、2018年12月に羽田空港第1旅客ターミナル5階の複合商業施設内にオープンした、LDHグループが所有する東京・羽田のライヴ・イベントスペース「LDH kitchen THE TOKYO HANEDA」をライヴの生配信や収録などの会場として無償提供することにより、アーティストやミュージシャン、音楽事業関係者の活動支援を促すもの。LDH kitchen THE TOKYO HANEDAは、250坪のスペースにライヴステージや音響照明設備のほか、各種楽器、200インチのプロジェクター、9台の店内モニター、DJブースなどを完備した、アーティストの世界観や魅力を最大限に引き出すことができる本格的なライヴスペースで、これまでに
EXILE ATSUSHIのスペシャル・ライヴをはじめ、龍玄とし(
X JAPAN ToshI)によるクリスマスコンサートや
TAKURO(
GLAY)によるソロ・ライヴなど、多くのアーティストがライヴやコンサートを開催。日本の旅の玄関口、羽田空港の滑走路が眼前に広がる抜群のロケーションとともに上質なライヴ演奏が楽しめるエンターテインメント型レストランとして人気を博しています。無償提供期間は8月1日(土)から11月30日(月)までの期間限定。ライヴの生配信や撮影、収録スペースとして利用することが可能で、アーティストやミュージシャンのほか、音楽ライヴの事業者やスタッフも無償提供の対象となります。なお、会場使用料や音響照明設備など会場にまつわる全ての費用が無償となりますが、使用にあたっては“無観客”が条件となっており、応募者の中から公正な選定のうえ、提供先を決定するとのことです。
コロナ禍におけるライヴ開催を巡る状況が不透明ななか、LDH JAPANは、EXILE ATSUSHIと
AIを発起人として、7月7日にアーティストのステージにて“演奏メンバー”として活躍するミュージシャンの支援を目的とした「Musician Aid Japan Project」を発足し、同企画には
石井竜也(
米米CLUB)や
杏里、
大黒摩季、TAKURO(GLAY)ら多くのアーティストが賛同。会員制の有料公式YouTubeチャンネルを開設し、参加ミュージシャンに経費を除いた収益全てを平等に分配する取り組みを展開するなど、積極的にアーティストや音楽業界への貢献に努めています。