11月20日（金）にリリースされるアイアン・メイデン（Iron Maiden）の2枚組ライヴCD『ナイツ・オブ・ザ・デッド、 レガシー・オブ・ザ・ビースト：ライヴ・イン・メキシコシティ』の国内盤（2CD WPCR-18396/7 3,200円 + 税）リリースが決定。初回プレス分のみステッカー＆ポスター封入されます。

　今作は、2019年9月にメキシコ・メキシコシティで行なわれたソールドアウトのアリーナ3公演で収録されたライヴ音源全17曲。収録時間は100分を超え、2018年に始まり来年夏に終わる〈レガシー・オブ・ザ・ビースト・ワールド・ツアー〉を記念する内容となっています。また収録曲より先駆けて「撃墜王の孤独」の先行配信が始まっています。

　アイアン・メイデンの結成メンバーでありベースのスティーヴ・ハリスは「この夏ファイナルを迎える予定だった2020年のレガシー・ツアーが新型コロナウイルスの世界的流行によりキャンセルになったときは、バンド全員かなりがっかりして落ち込んでいたが、ファンも同じ気持ちだということを知った。俺たちは今まで以上に多くの地域でライヴをすることを本当に楽しみにしているし、来年にヨーロッパツアーのほとんどの公演をリスケジュールできたけれど、それでも世界中の誰もが楽しめるみやげとして最高のライヴ・アルバムを作れないかと、いままでのツアーで収録したものを聴いていたんだ。俺は今作にとても満足していて、特にセットリストにはいままでライヴ・アルバムに収録されたことがない楽曲〈フォー・ザ・グレイター・グッド・オブ・ゴッド〜御名に捧ぐ〉なんかが入っているし、他にも〈イーグルス・デア〉〈イカルスの飛翔 〉〈ザ・クランスマン〉〈サイン・オブ・ザ・クロス〉といったライヴでしばらく演奏していなかった曲が入っている。そしてメキシコで収録したライヴ・アルバムも初めてだし、いつもライヴで行くと素晴らしく迎えてくれるメキシコのファンたちの情熱や歓喜が十分に発揮されている作品になっていると思うよ」とコメントしています。

　また、アイアン・メイデンのマネージャー、ロッド・スモールウッドも「レガシー・オブ・ザ・ビースト・ツアーはどの公演も素晴らしく、華やかで精巧なテーマのステージや小道具、幕、そして言うまでもない最高のセットリストでファンに愛されてきた。今年のツアーがキャンセルになったとき、ライヴ・アルバムを作るべきということは明らかで、スティーヴと共同プロデューサーのトニー・ニュートンなら7万強の観客を集めたメキシコシティの3公演から完璧に本質を捕らえることができるって思っていた。今作は約200万人ものファンが観たレガシー・オブ・ザ・ビースト・ツアーの記念に、そしてまだライヴを経験していない人にとっては来年のツアー・ファイナルに向けお試しとして楽しんでほしい」と加えてコメントしています。

　なお、ワーナーミュージック・ダイレクトでは今作アルバムのほか、限定Tシャツなどの関連グッズも取扱い中とのことです。