乃木坂46のメジャー・デビュー日(2012年2月22日)を記念して、毎年2月に開催される〈BIRTHDAY LIVE〉。今年の〈9th YEAR BIRTHDAY LIVE〉は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、無観客生配信にて開催されました。
満9歳を迎えた2月22日は、〈9th YEAR BIRTHDAY LIVE〜前夜祭〜〉と称され、過去の〈BIRTHDAY LIVE〉を振り返り、全メンバーでトークショーを展開。そして2月23日の〈9th YEAR BIRTHDAY LIVE〉をもって、遂に乃木坂46がデビュー10周年目に突入しました。
[オフィシャル・レポート] オープニング・ナンバーは記念すべきデビューシングル「ぐるぐるカーテン」。当楽曲のセンターを齋藤飛鳥が務め、「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」がスタート。MCを挟み、3期生:山下美月と与田祐希がダブルセンターを務める「インフルエンサー」、3期生:梅澤美波がセンターを務める「シンクロニシティ」、そして4期生:遠藤さくらがセンターを務める「帰り道は遠回りしたくなる」など、乃木坂46の代表曲がオンパレード。当時は生駒里奈・西野七瀬・白石麻衣などがセンターを務めた楽曲だが、その歴史は現役メンバーに歌い継がれ、新体制となる乃木坂46を象徴した序盤のブロックとなった。
その後、ブロックは中盤となり、まずは期別コーナーへ突入。4期生〜3期生〜2期生〜1期生の順番にパフォーマンスが行なわれ、新旧問わずの楽曲が飛び交う。MCを挟んだ後は、VTRを通じてこの1年間を振り返るコーナーに。2020年から世の中に新型コロナウイルスが蔓延し人々が日常を失う中、白石麻衣の卒業シングル「しあわせの保護色」を3月にリリース、6月に医療従事者へのチャリティソングとして配信された「世界中の隣よ」、秋元康氏と小室哲哉氏が約10年ぶりにタッグを組み話題沸騰した「Route 246」、またSNSを中心にバズった4期生曲「I see…」など、2020年の乃木坂46を象徴する楽曲が名を連ねた。
終盤ブロックでは新旧にわたる表題曲を中心にパフォーマンスされ、最新シングル「僕は僕を好きになる」で本編終了。アンコールでは、乃木坂46のライブには欠かせない「そんなバカな・・・」「ダンケシェーン」を立て続けに披露し、ラストは定番ともなる「乃木坂の詩」で「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」の幕を閉じた。
この9年間の中でメンバーの卒業など、グループにとって様々な大きな出来事もあったに違いない。しかしこの乃木坂46というグループは、10周年目に突入するも、衰えるどころか常に上昇気流を歩み続けている。日本の女性モンスター・アイドルグループとして、今後もたくさんの明るい話題を期待させてくれる、そんな「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」だった。