カエターノ・ヴェローゾの息子トム・ヴェローゾ率いるドニカや、ブラジル新世代を代表するアナ・フランゴ・エレトリコ、ギタリストの
伊藤ゴローらの作品への参加でも知られるドラ・モレレンバウム(Dora Morelenbaum)が、5月13日(木)に EP『Vento de Beirada』(ヴェント・ヂ・ベイラーダ)をデジタル・リリース。
ドラ・モレレンバウムは、
アントニオ・カルロス・ジョビンのバンド“バンダ・ノヴァ”で活動するほか、カエターノ・ヴェローゾや
スティング、
坂本龍一との共演でも知られるブラジルの巨匠音楽家
ジャキス・モレレンバウムの娘で、次世代のブラジルを担う音楽家として期待される、ブラジル・リオデジャネイロを拠点とする24歳のシンガー・ソングライター。2020年11月に配信した、トム・ヴェローゾ作詞、父・ジャキス編曲によるデビュー・シングル「Do a do」(ドー・ア・ドー)に続く本作『Vento de Beirada』は、自身に加えて、アナ・フランゴ・エレトリコ、ギリェルミ・リリオ、ルカス・ヌネスというリオデジャネイロの新しい音楽シーンを担う俊英たちがプロデュースを務め、日本でも人気の高いクラリネット奏者の
ジョアナ・ケイロス、カエターノ・ヴェローゾから
マリーザ・モンチまでを支えるベテラン・ドラマーの
マルセロ・コスタがミュージシャンとして参加。写真はエリーザ・マシエル、アートワークはカイオ・パイヴァが担当しています。
本作の冒頭を飾る楽曲「Japao」(ジャパン)は、文字通り“日本”へのオマージュ曲で、坂本龍一の名曲「戦場のメリークリスマス」のメロディを一部引用。ドラと坂本との繋がりは、ドラがInstagramにアップした、幼少期に撮影したと思われる坂本との写真でも見ることができます。