2020年に初のオリジナル・アルバムを発売、さらにワンマン・ライヴも大盛況にて終了しアーティスト活動を本格始動した
木村拓哉が、幅広く多方面で活躍を続ける中、前作から約2年の時を経て2ndアルバム『Next Destination』を2022年1月19日(水)に発売することを発表しました。
新型コロナウイルスにより世の中が混乱の渦に苛まれた2年間、木村自身、早々にSmile Up ! Projectを通して「〜AITSUコンセプトムービー」の作成や、Instagramでの定期的な発信。2022年はきっと新しい時代に変わるスタートを切れる年になると信じて、Next Destination(次の目的地)へみんなで希望を持って向かおうといった、木村自身の想いが込められたタイトルです。
10月4日(月)に公開となったアルバム収録の楽曲「MOJO DRIVE」は、
山下達郎作曲×
真島昌利(
ザ・クロマニヨンズ)作詞による渾身の1曲。山下からのアルバムへの楽曲提供の話は前作アルバム・リリースの時にさかのぼります。木村のワンマン・ライヴ東京公演に山下が来場し、終演後本人同士で会話をする機会があり、そこで山下から「木村くんはバリトンヴォイスで歌ったほうがより色気のある歌になるよ!」とアドバイスを受けます。そして、同年夏頃に山下への楽曲提供をお願いすると快く快諾。楽曲制作の中で真島の起用は山下側からの提案により採用され、そこからアルバム制作は水面下で始まりました。
さらに、レコーディング時には山下自らが木村の歌のディレクションも行ないながら進行。ヴォーカル・レコーディングも終わり、別日にコーラスを入れる作業を山下、真島の2人で行なっている時に、今度は木村がたまたま仕事が早く終わり、コーラス録りをしていることをスタッフから聞きつけ、サプライズでスタジオに登場。初めて真島とも直接会い、歓迎ムードの中、今度は山下から「せっかくきたからコーラス、木村くん一緒に入れよう」と提案され、急遽3人でブースに入りコーラス録り。本曲以外にも山下、真島コンビからは、さらにもう1曲提供されることも山下のコメントで明らかにされており、楽曲は後日発表予定です。
タイトルの“MOJO”の由来は、“物や人にもともと備わっている力”転じて“パワー・生命力”といった神秘的で多面性のある言葉が込められており、木村自身がもともと持っている生命力やパワー、内面からあふれ出るオーラのようなものを表現するために真島がタイトルを考えました。メイキング・ビデオの一部では木村の撮影前の等身大の姿や、久しぶりに全力で歌唱する姿を見ることができる映像となっています。
また、『Next Destination』特設サイトも10月4日(月)よりオープンしており、追加の楽曲提供アーティストや様々な仕掛けが後日発表される予定です。
[コメント]次の目的地へ一歩を踏み出そう!
初のオリジナルアルバムリリースから2年近く。コロナ禍という思いがけない状況の中、自分ができることは何かを考え続けてきた日々でした。そして“今、どんな覚悟が必要なのか”を自分自身に改めて問い掛け、スタッフとも話し合う中で、新しいアルバム制作に向けて始動したいと思い始めました。
周囲を見渡してみると、感染防止対策のための制限がある中で思うように動くことができず、それでも新たな方向性を模索しているアーティストの方々の姿がとても印象的でした。その前向きなパワーに感動をもらうのと同時に沸き起こってきたのは、“以前のような形に戻ったら…と願うより、今はとにかく次の目的地に向かって新たな一歩を踏み出そう”という思いです。
タイトルの『Next Destination』(次の目的地)には、そんな僕自身の気持ちと決意を込めています。
このアルバムを引っ提げ、今、可能な方法を見つけて、できれば楽しく騒げるライヴも実現させたいと思っています。
行くしかないっしょ!
次の目的地を一緒に目指しましょう。――木村拓哉木村くんとは25年以上の長いお付き合いですが、実は私、彼のスッピンの歌声をほとんど聞いたことがありませんでした。初ソロ・ライヴにて、意外にもバリトン・ヴォイスであることが判明。好きな音楽がオルタナ系、ハード・ロック系なことは、かねてより聞き及んでおりましたので、それならこんな曲はいかがかと思い、書き上げた2曲。オジさんリズム・セクションが総がかりで取り組みました。真島昌利さん(ザ・クロマニヨンズ)の歌詞にもご注目を。今までにない木村くんの新境地が引き出せたと思います。――山下達郎魂のエンジン全開!
今夜、アロコス辺りへMOJO DRIVE!
ぶっ飛ばしていこうぜ、ロックンロール!――真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)