坂本龍一が、ブライアン・ウィルソン、ロビー・ロバートソン、ロバート・ワイアット、ユッスー・ンドゥール、アート・リンゼイ、スライ・ダンバー、ピノ・パラディーノ、古謝美佐子、ナナ・ヴァスコンセロスら豪華ゲストを迎えて制作した1989年の米ヴァージン・レコード移籍第1弾アルバム『BEAUTY』が、最新リマスタリングで再発されます。デジタル配信は12月17日（金）から、紙ジャケ仕様のCDは12月22日（水）に発売されます。

　このアルバムは海外盤と日本盤とで収録曲が異なり、今回は本人の意向により日本盤の収録曲での発売。自作曲のほか、「ちんさぐの花」「安里屋ユンタ」といった沖縄民謡やローリング・ストーンズ「ウィ・ラヴ・ユー」、フォスターやサミュエル・バーバーの楽曲を取り上げており、当時注目されていたワールド・ミュージックへの坂本の視線もうかがえる一作です。リマスタリングは、これまでThe 1975、ブラック・キーズ、ポール・ウェラーらを手がけてきた“24-96 Mastering”のロビン・シュミットが担当しました。