東京発の2020年代新興のジャパニーズ・オルタナティブ・ロック・バンド、
Khakiの1stアルバム『
Janome』が、ボーナストラック3曲を追加収録した全国流通盤で7月27日(水)にリリース。収録曲「Kajiura」のミュージック・ビデオを公開しています。
Khakiは、2021年より本格始動した東京・下北沢を拠点に活動する4人組。
スピッツや、
くるりなど日本のロックバンドに見られる普遍性を目指したメロディアスなポップさに、各自のルーツを持ち込んだインディ・ロックの屈折が共存するサウンドが持ち味の注目のオルタナティブ・ロック・バンドです。
『Janome』に収録される楽曲の作詞・作曲は、ギター・ヴォーカルを務める中塩と平川がそれぞれ担当し、レコーディング・ミックス・マスタリングはベースの黒羽が担当。そしてジャケット写真のデザインはドラムの橋本が手掛けており、リリースに向けた企画から制作までをメンバー自身が手掛けるという、DIYスタイルでの作品となっています。
全国流通仕様盤には、約4分半の展開でバンドとしての魅力を存分に詰め込んだ印象的なギターリフが聴ける代表曲「Hazuki」のほか、スローテンポに心地よく揺られる「眠りの午後」のデモ音源2曲、メンバー平川がヴォーカル・作詞・作曲を担当した“Kajiura”を黒羽が編曲を手掛け、DTMアレンジを施し遊び心あふれるサウンドに仕上げた「kajikaji」の計3曲をボーナストラックに収録。Khakiの音作りに触れられる作品となっています。
また、7月3日より公開されている、新作MV「Kajiura」は、作詞・曲、ヴォーカルを平川が務める、既にファンの間で人気の楽曲。カントリーロック調のカラッとしたサウンドにのせられた、ヴォーカルの紡ぐ断片的な歌詞が、中盤にくる変拍子を交えたインストパートと拮抗し、徐々に疾走感を増していく見事な展開によってノスタルジアの興隆を引き起こしています。映像のY2K的なザラっとした質感と、シンプルな構図、そして細かいカット割りには、彼らの音楽性の在りようも感じられます。本映像の撮影・照明のサポートには、CDショップで彼らの自主制作盤を偶然見つけて連絡をくれたという写真家の横家暉晋、アシスタントに榛葉暖を起用。企画・編集・監督はメンバーの橋本が手掛けています。
1stアルバム『Janome』は、現在全国のCDショップ・各オンラインショップで予約受付中です。