ギターポップ、テクノ、ヒップホップ、ニューウェーブ、ダブ、フォークなど、様々なジャンルを吸収した想像力溢れるサウンドが魅力の5人組“NIRGILIS”。最近のスーパーカーにも通じるエレクトリック・ポップ・チューン、イルリメをフィーチャーしたアブストラクト・ヒップホップ・チューン、ソウルフルな女性ヴァーカルが堪能出来るバラード・ナンバーなど、様々なジャンルが飛び交う良質のポップ・ソング集となった、今年4月リリースのデビュー・アルバム『テニス』(写真)が、すでに外資系ショップなどで話題となっていた彼女たちでありますが、そんな彼女たちがこのたび、“バップ”傘下の“Senha & Co.”へと移籍し、その移籍第1弾作品として、9月18日にニュー・シングル「真夜中のシュナイダー」(SNCC-88998\1,260(税込))をリリースすることになりました。

　男3人＆女2人の5人編成のバンド・スタイルを取りながらも、ダンス・ミュージックとロックのクロスオーヴァーなサウンドを奏でる彼女たちらしく、今作のプロデューサーには、あのホッピー神山氏を起用。共に、ポップとコアな部分を行き来するもの同士の共演なだけに、どんな化学反応が起こるのか今から非常に楽しみです。

　また、彼女たちは、これよりも前の8月6日に、KAGAMI、スパングル・コール・リリ・ライン、HOOD、コシーンなどが参加したリミックス・アルバム『スカッシュ』(CHUK-008\2,100(税込))と、タワー・レコードとHMVのみ発売の限定シングル「VUNA」をそれぞれリリースする予定。なお、「VUNA」はタワー・レコードとHMVでは収録曲・ジャケットも共に違っているそうですので、ファンは注意のほどを。一つのジャンルに留まらないサウンドを好む方は彼女たちのチェックをお忘れなく！　オススメですよ。