イエスのキーボード奏者として、また
デヴィッド・ボウイや
ブラック・サバスとの共演などでも知られる
リック・ウェイクマン(Rick Wakeman)が、ソニー・クラシカルからのデビュー盤となる最新アルバム『
ピアノ・オデッセイ』(SICP-31182 2,500円 + 税)を日本先行で9月12日(水)にリリース。
本作は、ウェイクマンのこれまでのキャリアを自身の奏するピアノで振り返る内容。「ラウンドアバウト」を含むイエスから2曲のカヴァーをはじめ、
ザ・ビートルズ、
クイーン、デヴィッド・ボウイのナンバーのほか、クラシック作品、自作の新曲までをもヴァラエティ豊かに収録しています。
ロンドンの名門、王立音楽大学でピアノを学んだ経歴をもつウェイクマンは、本作で弦楽オーケストラをバックに全曲スタインウェイのピアノを演奏。オーケストレーションと編曲もすべて自ら手がけています。ウェイクマンが長年にわたり“ピアノで演奏してみたい”と考えていたというクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」では、今回の録音に際し盟友
ブライアン・メイ(Brian May)がアコースティック・ギターでゲスト参加。日本盤のみのボーナス・トラックとして、英リンカン大聖堂でのライヴ音源が1曲収録されることも発表されています。ウェイクマンは、9月から本作を携え世界ツアーを行なう予定です。