ニュース

オーストリアのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーがドイツ・グラモフォンと専属契約

ルドルフ・ブッフビンダー   2019/04/22 12:09掲載
はてなブックマークに追加
オーストリアのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーがドイツ・グラモフォンと専属契約
 ベートーヴェンの大家として知られるオーストリアのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダー(Rudolf Buchbinder)が、世界最古のクラシック音楽レーベル「ドイツ・グラモフォン(DG)」と専属契約を締結。DGでの最初の録音として「ディアベリの主題による変奏曲」を2020年3月にリリースする予定です。

 以前にもベートーヴェンの大作『ディアベリの主題による変奏曲集』を録音しているブッフビンダー。今回は「ディアベリの主題にもとづく変奏曲」を現代作曲家11人に委嘱する企画を実現。この新しい変奏曲集はDGで録音されるほか、2020年のツアーでも披露される予定です。委嘱された作曲家は、クシシュトフ・ペンデレツキロディオン・シチェドリンブレット・ディーンマックス・リヒターイェルク・ヴィトマン細川俊夫レーラ・アウエルバッハ、ブラッド・ラブマン、フィリップ・マヌリ、ヨハネス・マリア・シュタウト、タン・ドゥンの11名です。

 今回の11曲の作品は、オーストリア・ウィーンのムジークフェラインで世界初演予定。このコンサートでは、ベートーヴェンの変奏曲集、ディアベリのオリジナル曲集から選ばれた作品も演奏されます。またブッフビンダーは、11の新作品を含めたプログラムで世界各地で演奏旅行を行ないます。

 ブッフビンダーは、「60年以上におよぶコンサート活動の中で、私が目標としてきたのは、最終的な演奏解釈の中で伝統と革新性、忠実さと自由、確実さと寛容を、つねに融合させることでした。ドイツ・グラモフォンは、こうした私の価値観をつねに認めてくれました。この姿勢は、芸術表現の世界ではみごとな手本と言うべきものです。私は今後もこのような形で手を携えていけることを、楽しみにしています」と語っています。

©Marco Borggreve

ユニバーサル ミュージック
www.universal-music.co.jp/classics/news/2019-04-19-topics/
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] Arvin homa aya  実力派シンガーの話題曲 アナログで連続リリース[インタビュー] ジェイコブ・コーラー × kiki ピアノ 凄腕師弟コンビ
[インタビュー] 文坂なの \[インタビュー] 人気ジャズ・ピアニストが立ち上げた新レーベル 第1弾は田中裕梨とのコラボ・シングル
[特集] いよいよ完結!? 戦慄怪奇ワールド コワすぎ![インタビュー] you-show まずは目指せ、新宿制覇! 新宿発の楽曲派アイドル・グループがデビュー!
[インタビュー] 想像を超えた創造。タフでラフでラブな一枚 崇勲×ichiyonのジョイント・アルバム[インタビュー] 千住 明、オペラ・アリアをヴァイオリンで 千住真理子とともに20年以上前の編曲スコアを再録音
[インタビュー] 思い出とともに甦る名曲の数々 藤あや子のカヴァー・アルバム[インタビュー] 紫 充実の新作を発表、海外フェスへの出演決定と結成55周年に向け勢いを増すバンドの現在と未来
[インタビュー] RISA KUMON バイリンガル・シンガー・ソングライター  ユニバーサルなアルバムでデビュー[インタビュー] HAIIRO DE ROSSI ジャズ・ラップの金字塔 10枚目にして最高傑作
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015