ストリーミング再生回数が「Recollection」は150万回、そして「North Wing」が1,500万回超え。インストだからこその強みを生かしたサウンドで国境を超えて着実に広がっていく
関口シンゴの楽曲。
今作はライヴの定番曲として人気がありながらも、ファンのあいだでは“知る人ぞのみ知る隠れた名曲”としてひそかに楽しまれていた「Tender Rose」を3月2日(水)にリリース。
ギターのあたたかみある音色と、陽の光を連想されるようなストリングスは今作も健在。ネオソウルの代表的存在ともいえる、
トム・ミッシュや
ジョーダン・ラカイと通ずる表情豊かなギターのリフとリズム、そしてローファイ以降のチルなビートによって構成され、もはや関口シンゴ節ともいえる圧倒的にたおやかで、どこまでもチルな世界観に仕上がっています。
お休みの日に、コーヒーを片手にリラックスしたり外に出かけたくなること間違いなし。深呼吸するように、このハートウォーミングな空気感をたっぷりと吸い込んでみてください。
[コメント]この曲を作り始めたのは2019年の夏頃で、North Wingと同じくらいの時に「次の作品を…」と思って作っていました。
当時聴いていたTom Mischの「Beat Tape2」やLoFi HipHop系の曲と自分の音楽的なスタイルとの接点をイメージしていて、出来てすぐに他の曲とは違う手応えがあり、スタッフの皆んなの反応も良かった覚えがあります。
ライブや配信で演奏した時にもリスナーの皆さんに特に受け入れてもらっているような感覚があったので、この曲にはきっと特別な何かがあるのかなと思っていました。
最終形に着地するまでに時間がかかりましたが、個人的にとても納得のいく形にできたと思います。ぜひ楽しんで聴いてもらえたら嬉しいです。――関口シンゴ