英国のロック・バンド、
ザ・クリブス(The Cribs)が、約6年ぶりの新作『セリング・ア・ヴァイブ』を2026年1月9日(金)に発表します。真実の関係性への回帰をテーマに、パトリック・ウィンバリーをプロデューサーに迎えたこの新作から、リード・シングル「Summer Seizures」が公開されています。
「Summer Seizures」は、アルバム制作のセッションではじめて一緒に書いた曲であり、バンドをアルバム『セリング・ア・ヴァイブ』に導くきっかけとなりました。この曲について、バンドのギタリスト / ヴォーカリストであるライアン・ジャーマンは「歌詞について言えば、ある朝、ニューヨークのアパートのキッチンにいて、夏が始まったのを感じたんだ。ここで人生最高の夏を過ごしたんだけど、数年前は間違いなくいちばん辛い夏だった。だから、また夏が来るのを感じた時、時間を刻み、今の自分の立ち位置を見つめ、すべてを繋げようとしたんだ。ニューヨークの夏を舞台に、愛、悲劇、そして自分自身と共に生きることを学ぶことについて歌っている」と語り、ビデオについては、「ギミックは一切なしで、本当にハイクオリティな作品にしたいと思った。バンドと曲に語ってもらいたかった。そこで、古くからの友人で素晴らしい監督であるAndy Knowlesに相談し、16mmフィルムで撮影して、ありのままの自分たちを見せることにした。デジタル時代では選択肢が無限にあるので、フィルム撮影は素早く、ありのままで、そして何よりも自然でなければならなかった。もちろん、監督たちはカメラが回り始める前に、素晴らしい映像になるよう長い時間をかけて確認してくれたが、僕たちがまさに求めていたもの、つまり今のバンドのありのままの姿を、自然な環境でフィルムに映し出すことができた」とコメントしています。