〈芥川賞〉を史上最年少で受賞した作家、
平野啓一郎の代表作を原作とする映画「マチネの終わりに」が2019年11月1日(金)より全国の映画館で公開されます。本作にギタリスト役で出演する若きクラシック・ギタリスト、
ティボー・ガルシア(Thibaut Garcia)の初来日公演が決定。6月14日(金)東京・銀座 王子ホールを皮切りに全国4ヶ所で開催されます。
2016年に刊行された「マチネの終わりに」は、世代を問わず支持を集め、純文学としては異例の累計30万部を突破。映画は
西谷 弘が監督を務め、
福山雅治、
石田ゆり子が出演。クラシック・ギターの美しい旋律に乗せて、東京、仏パリ、米ニューヨークの街並みと、情熱と現実の間に横たわるドラマを描きます。
ガルシアは1994年、フランス・トゥールーズに生まれ、スペインにルーツを持つギタリスト。世界最高峰の〈GFA国際ギター・コンクール〉ほか、数々の国際コンクールで優勝を飾り、2016年にエラート・レーベルと専属契約を締結。これまでに『
レイエンダ〜伝説のギター』(2016年)、『
バッハに捧げる』(2018年)の2作を発表し、新星クラシック・ギタリストとして注目されている存在です。初の来日公演では、発売中の2作のアルバムを中心とする曲目を演奏します。
Photo by Marco Borggreve