ウルフルズが、夏の風物詩イベント〈ヤッサ〉を今年も開催。9月9日(水)にリリースを控えるニュー・アルバム
『ボンツビワイワイ』になぞらえ〈ヤッサへ15!ボンツビパーティー!!〉と題して8月29日、大阪・万博公園もみじ川芝生広場にて行われました。
会場には、家族連れを含む幅広い年齢層のファンが開場と同時に続々と集結。約1万8千人が芝生広場を埋め尽くしました。〈ヤッサ〉ではおなじみのオープニング曲となっている「世界の国からこんにちは」が流れ始めると、会場からは大きな歓声が。万博公園に設営された迫力の巨大ステージに運び込まれた宝箱から
ウルフルケイスケ、
ジョンB、
サンコンJr.が現れ、「ウルフルズのボーカル、魂揺さぶる男、トータス松本!!」というコールと共にシンガー・トータス松本も登場。
新曲「ボンツビワイワイ」からスタートしたライヴは、総勢42名のダンサー陣が加わった華やかなものに。ウルフルズ流夏の定番ソング「SUN SUN SUN‘95」や会場の1万8千人が一斉に手を挙げた「バンザイ〜好きでよかった〜」をパフォーマンスし、「毎年来てくれている人、初めて来てくれた人、毎年連れて来られちゃっている人、今年たまたま連れて来られちゃった人……(笑)、とにかくみんな来てくれてありがとう!!」と謝辞を述べるトータス松本。「(初開催の)2000年から毎年来てくれている人はいる?」と会場に問いかけ、挙手を確認すると「その頃は、ウルフルズもまだギリ若手やったんやけどね〜」と〈ヤッサ〉の12年を振り返りつつ「全力で心を込めてやるから、最後まで楽しんで行ってください!!」と意気込みを語りました。
転換を挟んでステージを中央に移し、ウルフルケイスケの50歳を記念して弾き語りで「君にささげよう」を披露する場面も。トータス松本、ジョンB、サンコンJr.も加わって4曲をパフォーマンス。普段は公演の最後に演奏される「いい女」も、この日は中央ステージで披露しました。
再びメイン・ステージに登場したウルフルズは、『ボンツビワイワイ』に収録される「ロッキン50肩ブギウギックリ腰」をプレイし、「昨年の『ONE MIND』ツアーを回っていた時に、お客さんの楽しそうな感じを見て、そこからアルバムのイメージが出来て『ボンツビワイワイ』が完成しました。みんなと一緒に作ったようなもんやね!!」とコメント。後半は「大阪ストラット」や恒例となっているウルフルケイスケの「六甲おろし」、「ええねん」「それが答えだ!」「ガッツだぜ!!」「バカサバイバー」などを披露。「ガッツだぜ!!」ではジョンBのベースが火を噴く演出が会場を盛り上げました。
アンコールに応え、Tシャツに着替えて再登場したウルフルズは
『ONE MIND』から「あーだこーだそーだ!」をパフォーマンス。「ありがとう!本当にありがとう」というトータス松本の謝辞に続いて演奏された「あついのがすき」では、コール&レスポンスが巻き起こり、花火の打ち上げと共に公演は幕を下ろしました。
ウルフルズは今後、『ボンツビワイワイ』を携えライブハウス / ホール / アリーナの3本立てツアーを開催予定。詳しくはオフィシャル・サイト(
www.ulfuls.com)にてご確認ください。