パコ・デ・ルシアに憧れ、巨匠マノロ・サンルーカルのグループで活躍。2001年にラテン・グラミー賞を獲得するなど、世界中の音楽ファンから賞賛される、現代のスペインを代表するギタリスト、ビセンテ・アミーゴ（Vicente Amigo）の来日公演が週明けからスタート。10月14日（月）神奈川・KAAT神奈川芸術劇場を皮切りに、15日（火）大阪・なんばHatch、17日（木）東京・Bunkamuraオーチャードホール、18日（金）愛知・名古屋クラブクアトロの全4公演を予定しています。

　ビセンテ・アミーゴは今年3月には約3年ぶりのオリジナル・アルバム『ティエラ』を発表。元ダイアー・ストレイツのガイ・フレッチャーをプロデューサーに迎え、ダイアー・ストレイツの中心メンバーだったマーク・ノップラーの現在のバンド・メンバーもバック・ミュージシャンとして参加しています。アルバムでは彼の音楽の中心にあるフラメンコをベースにケルティック・ミュージックの要素を取り入れており、楽曲はすべてオリジナル。ガイ・フレッチャーとともに編曲したというアルバムは大きな話題を呼びました。