2015年に
寺岡呼人プロデュースによるブルース・アルバム『
哀歌-aiuta-』を発表し、昨年6月より豪華バンドを率いたツアー〈八代亜紀 2016 AIUTA〉を開催した
八代亜紀が、4月に発生した熊本地震の影響によって中止・延期となっていた熊本・山鹿 八千代座公演を震災から1年を経て4月15日(土)に開催。
熊本県八代市出身の八代にとって地元での開催となるこの公演。残念ながら熊本公演が中止となってしまった昨年のツアーでは、東京・大阪公演の終演後にロビーで実施した募金活動をはじめ様々な復興支援活動を行っていた八代は、念願のステージを前に「まだまだ故郷の皆さんにはつらいことがある日々だとは思いますが、このコンサートの日だけはすべて忘れて、一緒に楽しみましょう!」とのコメントを発表しています。
翌4月16日(日)には福岡・スカラエスパシオ公演も決定しており、両公演のライヴ・メンバーには、八代と同じ熊本出身の
伊東ミキオ(key)のほか、
藤井一彦(g /
THE GROOVERS)、
中條 卓(b /
シアターブルック)、
サンコンJr.(dr /
ウルフルズ)、
梅津和時(sax)という昨年と同様の辣腕プレイヤーを迎えています。なお、熊本公演は“熊本応援価格”として、約半額のチケット価格。
残念ながら昨年から延期となっていた哀歌ツアー八千代座公演。必ず戻ってきますと約束したコンサートを遂に開催できます。まだまだ故郷の皆さんにはつらいことがある日々だとは思いますが、このコンサートの日だけはすべて忘れて、一緒に楽しみましょう!――八代亜紀写真: 三浦憲治