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「虹の日」に聴きたい虹ソング7

ゆず   2025/07/16掲載
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タイトルに「虹」がつく曲で人気な曲はなんですか。
 7月16日は、“7(なな)1(い)6(ろ)”(=7色)の語呂合わせと虹が出やすい梅雨明け時期もあり、「虹の日」となっています。“人と人、人と自然、世代と世代が虹のようにつながる日に”との思いを込めて、デザイナーの山内康弘が記念日に制定しました。

 その「虹の日」にちなんで、“虹”がタイトルの人気曲をピックアップ。タイトルに“虹”が入っている楽曲は枚挙にいとまがなく、虹に想いを馳せたり、色をたとえる際に用いるなど、アーティストとして表現したくなるテーマのひとつのようです。ここでは、まさに「虹」という曲名だけに絞って、“7曲”を挙げていきましょう。

 まずは、L'Arc〜en〜Cielの「」。1997年に7thシングルとしてリリースされ、アニメ映画『劇場版 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌』オープニング・テーマに起用されました。バンド名がフランス語で“虹”を意味していることや、ライヴでもクライマックスに組み込まれることが多く、文字通り“ラルク”の代表曲といえるドラマティックなバラードです。

 次に、福山雅治の「虹」。2003年にトリプルA面となった18thシングル「虹/ひまわり/それがすべてさ」としてリリースされ、「虹」は山田孝之主演のドラマ『WATER BOYS』主題歌に起用。5週連続1位を記録し、福山の代表曲のひとつとなりました。

 続いて、Aqua Timezが2008年に6thシングルとして発表した「」。仲間由紀恵主演のドラマ『ごくせん』(第3シリーズ)の主題歌に起用された、苦しみを乗り越えた後には喜びが待っているんだというメッセージを込めた、背中を押してくれる楽曲です。「決意の朝に」並ぶ、Aqua Timezののビッグヒットとなりました。

 その翌年に29thシングルとして発表されたのが、ゆずが歌う「」(写真)です。圧倒的なスケールで重厚なストリングスが迫る壮大な楽曲で、「栄光の架橋」に次いで2番目に多いチャートイン回数を記録するなど、長く愛される曲となりました。2021年の『NHK紅白歌合戦』ではこの曲を歌って、高視聴率を記録しています。

 2012年にAAAの34thシングルとしてリリースされた「」は、AAAにしてはめずらしく踊らない楽曲。これまでに過ごしてきた日々を糧にしながら、新しい人生を進むための虹をかけにいこうとメッセージを送ります。作詞・作曲を手掛けたのはGReeeeN(現・GRe4N BOYZ)です。

 2017年に高橋優のメジャー17thシングルとしてリリースされた「」は、「シンプル」との両A面シングル。こぼれた涙に日が差せば虹がかかると挫折や苦労を乗り越えて奇跡を起こしにいこうという歌詞は、勇気や希望、感動を与えてくれます。ABC夏の高校野球応援ソングや『熱闘甲子園』テーマ・ソングへ書き下ろした楽曲は、夏の青春にぴったりの応援歌といえるでしょう。

 最後は、菅田将暉が2020年に5thシングルとして発表した「」です。映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌に起用されたこの曲は、菅田と親交が深いという石崎ひゅーいが作詞・作曲を担当。ビルボード・ジャパンチャートでは年間9位というビッグヒットとなりました。

 もちろんこれ以外にも多くの“虹ソング”があります。「虹の日」に自分なりの“虹ソング”を聴いて、心を晴れやかにしてみてはいかがでしょうか。
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