ヨーロッパを中心に知られるインディペンデント・ミュージック・カンパニーの“[PIAS]”が、
マイク・パットンがマネージャーのグレッグ・ワークマンと1999年に設立した“Ipecac Recordings”と契約。リリース第1弾として、2015年2月に来日公演が決定しているマイク・パットン率いる
フェイス・ノー・モア(Faith No More)のニュー・アルバムのリリースが決定しました。
82年に結成されたフェイス・ノー・モアは、6枚のスタジオ・アルバムをリリースした後1998年に解散。その後、2009年にツアーを行なうために再結成され、断続的に活動を続けています。先日、新曲「Motherfucker」を発表した彼らが、スタジオ・アルバムとしては18年振りとなるニュー・アルバムを来年リリースします。
今回の契約に関して、グレッグ・ワークマンとマイク・パットンからコメントが届いています。
「マイクと僕、そして“Ipecac Recordings”に所属するバンドのみんなは“[PIAS]”チームに加わることができるのをとても光栄に思います。長年にわたり僕たちは“[PIAS]”のシステムに大きな尊敬を抱いてきました。フェイス・ノー・モアと彼らのレーベルである“Reclamation Recordings”も“Ipecac Recordings”に加わり、今こそが世界的に“Ipecac Recordings”の視野を広げ、ステップアップするべきタイミングだと感じたのです。幸せなことにこの15年間で素晴らしいファンベースを築き上げてくることができましたし、これからもユニークで多様なリリースを続けていきたいと思っています」(グレッグ・ワークマン)
「2015年は“Ipecac Recordings”にとっても、そしてきっと上手くいくであろう“[PIAS]”とのパートナーシップが始まる年としても素晴らしい一年になりそうだね」(マイク・パットン) なお、すでに発表されているとおり、
アンテマスクとのツー・マン来日ギグが2015年2月に東京にて決定しています。2009年にツアーのため再結成し、その後断続的にライヴを行なってきたフェイス・ノー・モアですが、来日公演の敢行は復活後初。一方のアンテマスクは今夏のサマーソニック2014に続く来日となります。