2年ぶりの復活となった
GACKT主催による、究極の学園祭エンタテインメント・ショー〈神威♂楽園deダシナ祭〉。大阪・名古屋公演を経て、遂にファイナルを千葉ポートアリーナで迎えました!
〈神威♂楽園deダシナ祭〉は、2009年にGACKTのファンクラブ限定でスタート、「本気でファンのみんなとGACKT流の学園祭イベントを楽しもう」という主旨で生まれたイベント。単なるライヴやトークだけに留まらず、GACKTが生徒会長ならぬ“性”徒会長を務める架空の学園「神威♂楽園」が実施する楽園(学園)祭というコンセプトで、来場者はもちろんスタッフに至るまで、全員のドレスコードは“学生服”! 来場者には学生証が発行され、会場内には“楽性ショック堂”と称される飲食コーナーやグッズを販売する購買部を設けるこだわりよう!
イベントは始業ベルにはじまり、校歌斉唱、教頭の挨拶、そしていよいよ神威♂楽園の性徒会長・神威楽斗(GACKT)が登場。ユーモアたっぷりの挨拶、来場者の中から“風紀イィ〜ん”を選ぶ任命式の後、“優秀な軽音楽部員の表彰”と称してサプライズでゴールデンボンバーのヴォーカル・鬼龍院翔の登場(!)などもありつつ、早くも会場はヒートアップ!
その後、“F9”と命名されたGACKTのバンド・メンバーやダンサーたちによる芝居と休憩を挟み、メインの演目である軽音楽部の演奏に。ここでは楽斗(GACKT)性徒会長をヴォーカルとした軽音楽部(GACKTバンド)の面々が、様々なアーティストの代表曲カヴァー全13曲を軽快なMCと共に披露。後半では、
X JAPANのカヴァーではGACKTが
YOSHIKIさながらの激しいドラムを叩いたり、アンコールでは
AKB48の「ヘビーローテーション」をバンド・メンバー、ダンサー全員と女子高生コスプレで振り付けも完コピで披露するなど、大いに観客を沸かせる!
1曲1曲が単なる遊びのレベルではなく、オリジナルのアーティストに敬意を払うがごとく、徹底したこだわりとクオリティで観る者を魅了するステージたるや……。アーティスト主催イベントは数あれど、この〈神威♂楽園deダシナ祭〉は間違いなく、他のアーティストでは真似のできない一級のエンタテインメント・ショーなのでは!
なお、きたる12月19日(水)、GACKTは43枚目となるシングル「WHITE LOVERS-幸せなトキ-」をリリース。そして、春からは約4年ぶりとなる全国ツアーの開催も決定しており、こちらは1999年のソロ・デビューから現在までのGACKTの歴史を振り返るベスト・ツアーとなる予定とのこと。