ウィスット・ポンニミット 2007/04/12掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
好評発売中のCDジャーナルムック・シリーズに新刊が登場! 民俗音楽はもちろんのこと世界中の人々がラジオやテレビ、街角で普段聴いている“地元の音楽”を大フィーチャーした“デスクトップ・トラベル”ならぬ“ディスク・トラベル”本『世界は音楽でできている』が本日4月12日に発売されます。
世界各地のトラディショナルな民俗音楽をはじめ、ボサ・ノヴァ、レゲエ、クラウトロック、スウェディッシュ・ポップ、アフロ・ビート、グナワ、クロンチョン……古今東西、世界にあふれるさまざまな音楽を紹介しつくすこのムック。世界は広い! ということで[中南米・北米・アフリカ編]と[ヨーロッパ・アジア・太平洋・ロシア&NIS編]の2分冊となっています。詳細なエリア&ジャンル解説、そしてディスク・ガイド、アーティスト・インタビューで現地のシーンを分析。いわゆる“ワールド・ミュージック”本からはこぼれおちてしまいそうなジャンル、詳細情報までもがきっちりと網羅され、民俗音楽とクロスオーヴァーするロック、クラブ・ミュージック、ヒップホップなどもあますところなく紹介しています。そして、“レコスケ君”の本秀康さん、“タムくん”としてお馴染みの
ウィスット・ポンニミットさん(タイ)の書き下ろしマンガやパラパラマンガで一息つける、なかなかチャーミングな本になりました。
また、この『世界は音楽でできている』の発売を記念したイベントが、渋谷・UPLINK FACTORYで5月1日に行なわれます。執筆者の一人でもあるカメラマンの石田昌隆さんと監修者の北中正和さんをお招きして、これまでに世界各地で撮影してきた石田さんの貴重な写真を見ながら楽しいトークが繰り広げられる予定。お誘いあわせのうえ、ぜひ遊びに来てください。お待ちしています!