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ICEの宮内和之が死去

ICE   2007/12/19掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 国岡真由美とのユニットで活躍していたICEのギター兼ヴォーカリスト、宮内和之(ex.BLINDHEADZ)が、12月18日午前9時30分、耳下腺癌(じかせんがん)のため亡くなりました。43歳でした。

 ICEは、1993年アルバム『ICE』でデビュー。ロックやブルースを核にしながらも、都会的で洗練されたアプローチで、日本の音楽界に新たなサウンドをもたらしました。多くの人気曲のなかでも、とくに2ndシングル「MOON CHILD」や3rdシングル「SLOW LOVE」は彼らの代表曲として知られています(写真は2ndアルバム『WAKE UP EVERYBODY』)。

 宮内氏は、ICEはもとより、プロデュースやアレンジなどでも幅広く活躍。mihimaru GTの6thシングル「Love is...」も彼のプロデュースで、またウルフルズ斉藤和義ら多くのミュージシャンとも交友関係があり、慕われていました。

 ファンなどには闘病生活であることは知らされていましたが、9月に2008年の15周年を記念した新録曲を含むベスト・アルバム『MUSIC FOR THE BEAUTIFUL DAYS 1993/2007』を発表、10月にはレーベル移籍第1弾となるオリジナル・アルバム『SpeakLow』がリリースされ、完全復活かと思われた矢先の出来事でした。

 奇しくも、死去した翌日の今日12月19日には、EMI Music Japanよりメーカー横断企画“standard of 90's”シリーズ第3弾として、デビュー・アルバム『ICE』から7枚目『TRUTH』までの東芝EMI時代のアルバムがリリースされることになっています。謹んでご冥福をお祈りいたします。
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