エベレストよりも登頂が困難であり“非情の山”と恐れられている世界最難関の高峰、K2(8,611m)の初登頂から60年。その初登頂をめぐり、クライマーたちの思惑、そして名誉を賭けて訴訟にまで発展した1954年のイタリア隊によるK2制覇の実話に基づく本格山岳ドラマ、映画『K2〜初登頂の真実〜』が5月10日(土)より「ヒューマントラストシネマ有楽町」にて公開。
――世界第2位の標高を誇る高峰、K2。それは、世界最高峰のエベレストよりも登頂が圧倒的に困難とされる“非情の山”。1954年、その名誉ある初登頂を果たしたのは、イタリア人のアキッレ・コンパニョーリ、リーノ・ラチェデッリ。本来であれば、その偉業を達成した二2は国を挙げて祝福されるはずだった。しかしイタリアは「登頂は隊全体の名誉」として、長い間その名前を公表しなかった。その陰で、50年以上にわたって初登頂をめぐりクライマーたちの思惑、そして名誉を賭けた訴訟が繰り広げられていた。果たしてK2初登頂の栄光の陰に何があったのか――。
主演には、イタリアで圧倒的人気を誇る若手実力派俳優マルコ・ボッチを迎え、アカデミー賞ノミネート監督の
ロバート・ドーンヘルムが圧倒的な映像美とスケールで描いた本作。K2初登頂60周年記念の今、その真実がついに明らかとなります。
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