12月18日(土)、札幌ペニーレーン24にて、「ニコニコ動画」で活躍するユーザー・アーティストが出演するイベント<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー 〜ありがとう100万人〜 in 札幌>が開催!
当日は蛇足、Gero、事務員G、少年T、恭一郎、萩野といった「ニコニコ動画」で活躍するミュージシャンのほか、“ミスター”の愛称でお馴染みの
鈴井貴之が登場。会場と視聴者、合わせて93,000人以上のユーザーが熱狂!
また今回はライヴ前に、ニワンゴ取締役の西村博之から、「ニコニコ本社」のプレオープン日が12月27日に決定したことが発表。プレオープン当日には13:00からニコニコ本社にてイベントが開催され、ユーザーも観覧が可能。またその模様はニコニコ生放送で中継され、百花繚乱が司会を務めるほか、西村博之、杉本誠司、松岡充、AliceNine、ぽこた、蛇足、clear、neroといった豪華ゲストが登場予定。なお、ニコニコ本社では、まずサテライトスタジオとショップがオープン、カフェは1月以降となるとのこと。また、帯番組「ニコラジ」の金曜日の新MCにゴールボンバーが決定したことも発表、1月14日(金)22:00よりスタートです!
そして発表の後には、いよいよライヴ・パートがスタート! まず登場したのは、共に赤と白のクリスマスカラーで服装を合わせたという「少年T」と「事務員G」。しっとりしたバラードの「from Y to Y/ジミーサムP」をギターとキーボードで弾き語り、モニターでは「聴き入る!」「涙腺崩壊」といったコメントが続々押し寄せる。

セッションの後は事務員Gのソロ演奏へ。「あまりみんながやってない曲がいいんじゃないか」という理由で彼が選んだのは、映画『紅の豚』から「il porco rosso/久石譲」。ニコニコ動画では一人でいくつもの楽器を同時演奏するなどのテクニカルな動画で大ブレイクを果たした事務員Gですが、今回はキーボードのみでムード溢れる楽曲を演奏し、改めてその実力を披露!
会場が暖まったところで、再び少年Tが登場。なんとここで、事務員Gが普段ユーザー生放送で行なっているという、リクエストによる即興生演奏・生歌が披露されることに! ユーザーが書き込む思い思いのリクエストの中から選ばれたのは、札幌にふさわしく「北の国から」と、GLAYの「Winter,again」。事務員Gの演奏に合わせ、会場やコメントも一体となって合唱!
続いて登場した「恭一郎」が、ポップでノリのいい楽曲「メランコリック/Junky」を熱唱し会場を盛り上げると、次に今回の紅一点である「萩野」がオリジナル曲「僕は君のストーカー」をギターで弾き語り、ライヴは後半へと突入。
盛り上がりが最高潮に達したところで、“ミスター”こと鈴井貴之がステージに姿を見せ、自身が手がける人気番組『水曜どうでしょう』について「来年あたりオンエアされる」と発表! 会場からは大きな歓声が上がっていました!
……と、ここでステージに現れたのは、今回の出演者でもある「蛇足」と「Gero」。実は彼らは『水曜どうでしょう』のパロディである『蛇下呂どうでしょう』という映像を制作しており、今回はまさに“本家に見つかってしまった”状態。彼らの映像を観たという鈴井は、平謝りする蛇足とGeroに向けて「『水曜どうでしょう』は4人がいてこそ。それ以外のは別物だから。でもほどほどにね(笑)」とコメント。ここに晴れて『蛇下呂どうでしょう』は本家公認に!?
さらに、ファンと生放送をつなぐ「ニコニコ電話」も実施され、最初に当選したのは、北海道在住のまゆさん。緊張しながらも「(好きなのは)蛇足さん。(会場に)すごく行きたかった」と語り、2人目は同じく北海道・網走の羽流さん。彼から「面白さの秘訣を教えてほしい」と質問されたGeroは、「5分くらい前から冷や汗かいてるんです」と苦笑い!
そして最後は、蛇足とGeroによるライヴ・パートへ。まずは蛇足がソロで「蜃気楼のジャンナ/ちーむ炙りトロ丼」を、同じくソロでGeroが「呼吸/ちーむ炙りトロ丼」を歌うと、その後は2人そろって「daroway」を披露。最後はアンコールに応えて「ぼくとわたしとニコニコ動画/ヒャダイン feat. zim」を出演者全員で合唱し、<ニコニコ大会議2010-11 全国ツアー 〜ありがとう100万人〜 in 札幌>を締めくくりました!