『007』の製作50周年を迎える今年、11月14日(水)に『007TV放送吹替初収録特別版DVD-BOX【第一期】』(企画協力:フィールドワークス / 発売・販売元:キングレコード)のリリースが決定! そして、このボックスの中の単品ジャケットが、なんと“empireバージョン”と呼ばれる日本だけの限定版(10月3日時点)となることが発表されました。
もともと『007』シリーズのジャケット写真などのアートワークは、『007』の制作会社として知られるイギリスのイオン・プロダクションの承認のもと徹底した管理で制作、取り扱われており、全世界共通で使用されるのが通例。そして今回、50周年を機に世界共通でBlu-ray / DVD用に作られたバージョンが、「action」と「empire」と呼ばれる2バージョンのタイプであり、どうやらempireバージョンを採用するのは、世界でも日本の『007TV放送吹替初収録特別版』シリーズだけになりそうとのこと。
過去に発売されているジャケット・デザインをみても、『007』シリーズは、通常複数の写真やデザインを重ね合わせたコラージュ手法で、スタイリッシュにデザインされているものがほとんど。今回のempireバージョンは、『007』のプロデューサー自ら選んだ渾身の一枚写真で構成され、コラージュ手法を使わない、『007』の歴史の中でも非常に珍しい貴重なデザインとなっています。
特に、シリーズ第6弾の『女王陛下の007』は他と比較しても異彩を放つもの。なお、“empire”とは、
ダニエル・クレイグのボンドシリーズの劇場用ポスターなどをデザインしている、EmpireDesignというチームがデザインしたアートワークからとった名称とのこと。デザインひとつをとってみても、エピソードに事欠かない『007』シリーズの奥の深さをぜひご堪能ください!