〈FUJI ROCK FESTIVAL 2025〉での初来日も話題を呼んでいる、スコットランド出身のエレクトロニック・アーティスト、バリー・キャント・スウィム（Barry Can't Swim）が、ニュー・シングル「The Person You’d Like To Be」を「ニンジャ・チューン」より発表しました。

　同曲は、バリーにとって2025年最初の新曲であり、今後始まる大きなプロジェクトの幕開けを告げるもの。「変わらないものは何もない。変化し続けるということ以外に」という冒頭のヴォーカルが、バリーが幼い頃から聴いてきたエレクトロニック・ミュージックに強く影響を受けた予想外のリズムに重ねられており、よりパーソナルで絶妙なサウンドプロダクションは、進化を続けるプロデューサーとしてのバリーの才能をさらに際立たせています。

　2023年10月に「ニンジャ・チューン」からリリースされたデビュー・アルバム『When Will We Land?』が、2024年のマーキュリー賞にチャーリーXCX、ベス・ギボンズ、English Teacher、Ghetts、ザ・ラスト・ディナー・パーティらとともにノミネート。エレクトロニック・アーティストとしては、エイフェックス・ツイン、Nia Archives
音楽プロデューサー、ブリアル、ジェイミーXX、Fred again、ジョン・ホプキンスらと並び、マーキュリー賞にノミネートされた希少な存在のバリー・キャント・スウィム。

　バリーの快進撃は続いており、これまでのキャリアで行なった全てのヘッドライン公演がソールドアウト。特に、2024年11月に行なわれたロンドンのブリクストン・アカデミーでの3公演のチケットは、わずか2時間で1万5千枚が完売。昨年の〈グラストンベリー・フェスティバル〉でもPark Stage史上最多の観客を集めた圧巻のパフォーマンスを披露し、〈コーチェラ・フェスティバル〉でも満員の観客を魅了するなど飛躍的な活躍をみせています。


Barry Can’t Swim press shot by Rory Dewar