福岡のティーンエイジ・インディー・ロック・バンド、奏人心(読み: そうとしん)が、ライヴ・シングル第3弾「昼でも星は光って-Live at Utero,Fukuoka,Japan,2024(Bootleg)」を5月7日(水)に配信リリース。あわせて、新たなアーティスト写真とセルフ・ライナーノーツも公開されています。
本作は、2024年11月1日にリリースした1st配信シングルのライヴ・ヴァージョン。“突風を掴む少女たち”や“星は回転数を上げる”という歌詞が、強烈なインパクトで耳に飛び込んできます。ライヴはその日その時にしかできないことをやるからライヴであり、それはライヴ音源や映像や放送となっても同じこと。奏人心の“無修正ライヴ音源”からは彼らの生き方があり、いつどんな時もその日にしかできないロックを全身で鳴らしているのが伝わります。
全国で一番若者が多い街、福岡で凌ぎを削っている10代のロック・バンドの覚悟は、音だけではなく、アーティスト写真にも反映されています。撮影されたのはライヴ遠征先で訪れた長崎佐世保市。かつて米軍原子空母反対デモの闘争事件があった街。生まれた時から、朝鮮半島や中国大陸が近く、アジアの有事のリアリティーとともに荒くれた街の中で生きている10代のロック・バンドのタフでチャーミングな表情が伺えます。
なお、奏人心は、8月22日(金)にワンマン・ライヴ〈奏人心 第1回福岡ワンマンライブ 2025“巻き起こる福岡の突風”〉を福岡The Voodoo Loungeにて開催します。詳細は奏人心の公式Xをご確認ください。
[セルフ・ライナーノーツ]1日の間を区別するようにして
暗くなり。明るくなる。
私たちもそう。
昨日と今日を区別する、
何かを待っている
空とは誰のもの、と言うわけもなく、私たちは他の誰のものでもないでしょう
星は夜だけのものではないのだ。
空だけのものでもないのだ
私は昼でも夜でも光っている星を探している、いや皆持っている。
奏人心