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ノーリッシュド・バイ・タイム、新曲「Max Potential」を自身監督・出演のMVとともに公開

2025/05/08 17:12掲載
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ノーリッシュド・バイ・タイム、新曲「Max Potential」を自身監督・出演のMVとともに公開
 ボルティモアのシンガー・ソングライター兼プロデューサー、ノーリッシュド・バイ・タイム(Nourished By Time)が、2ndアルバム『The Passionate Ones』を「XL Recordings」より8月22日(金)にリリースすることを発表。あわせて、アルバムより新曲「Max Potential」がミュージック・ビデオとともに公開されています。

 ボルティモア、ロンドン、ニューヨークを拠点に制作された『The Passionate Ones』は、資本主義の末期に潜む闇から叫ばれる説教とも表現できる12曲からなるカタルシスの作品。愛、労働、実存、夢、幻滅、希望といったテーマがメタモダニズム(現代主義を超えたもの)の視点を通して描かれ、自らの情熱と夢を追いながらも、その過程で依存や悪癖を支えにしながら生き延びようとするアーティストの姿を記録した、現代のアメリカン・ストーリーでもあります。

 公開された第1弾のシングル「Max Potential」は、自らの可能性の重みにまだ耐えきれない魂を描き出したもの。MVは、ノーリッシュド・バイ・タイムことマーカス・ブラウン自身が監督と主演を務め、ニューヨークにあるデイヴィッド・ハモンズによる彫刻“Day’s End”の下で撮影されました。

 ノーリッシュド・バイ・タイムは、2019年後半に米ロサンゼルスで最初に構想され、マーカス・ブラウンが日々の単調な仕事や、ますます腐敗していく世界に押しつぶされる精神から逃れるための手段として誕生したプロジェクト。ブラウンは、自身のきわめて個人的かつ鋭い観察眼に基づくヴィジョンをソングライティングへと昇華。またサウンドには、ジャズ、パンク、ヒップホップ、エレクトロニック、R&Bといったジャンルが生々しく交錯する、故郷ボルティモアの豊かで折衷的な音楽的遺産が息づいています。

 ノーリッシュド・バイ・タイムは、2023年にリリースされたデビュー・アルバム『Erotic Probiotic 2』でその存在感を爆発させました。本作はPitchforkの「Best New Music」に選出されただけでなく年間ベスト・アルバムのランキングにおいて5位に選出。また、Gorilla vs Bearの年間ベスト・リストで首位に輝くとともにThe Guardian、The FADER、Pasteなど数々の主要メディアからも絶賛。2024年には、〈XL Recordings〉からリリースされたEP『Catching Chickens』でCRACK Magazineの表紙を飾り、収録曲「Hell of a Ride」は同誌の年間ベスト・トラックとして選出されました。その一方で、イェジ、ケイシー・ヒルらとの共演や、ドライ・クリーニング「Gary Ashby」の幻想的なリミックス、さらにメトロノミーパンダ・ベアトロ・イ・モアのツアーへの参加などを通じて、現代音楽における最も魅力的かつ重要な新鋭アーティストとしての地位を不動のものにしています。

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Photo by Cody Critcheloe

■2025年8月22日(金)リリース
ノーリッシュド・バイ・タイム
『The Passionate Ones』

beatink.com/products/detail.php?product_id=15041

[収録曲]
01. Automatic Love
02. Idiot In The Park
03. Max Potential
04. It's Time
05. Cult Interlude
06. 9 2 5
07. Crazy People
08. Jojo
09. BABY BABY
10. Tossed Away
11. When The War Is Over
12. The Passionate Ones
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