sayuri(vo,g)とmie(ds,cho)の2人で活動中のロック・バンド、キンヨウノヨルが、5月23日(金)に先月に続き、新たに新曲「グリーン・デイ」をデジタル・リリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
本楽曲は、従来のオルタナティブロックを彷彿とさせるパワフルなサウンドと芯のあるヴォーカルを、より感じられるような一曲となっています。
新緑の清々しさを感じさせるサウンドスケープの中に、力強いエネルギーが溢れ出します。その奔放なパワーは、本来のキンヨウノヨルが持つ熱気を鮮やかに描き出していると言えるでしょう。さらに、清涼感を際立たせるような変拍子の展開は、自然な音響設計を一層引き立て、まさにこの季節ならではの心地よさを楽曲にもたらしています。
また、来月6月にも新たな楽曲をリリース予定のキンヨウノヨル。さらには今夏に重大告知もあるとのこと。先月久々のリリースとなった「春を待つ」を筆頭に、徐々に新たな動きを見せるキンヨウノヨルの今後に注目です。
[コメント]この曲は、Dr./Cho.のmieが、隣町の駅から一駅分歩いて帰っていた時に、夕焼け空を見ながら頭の中で突然全てのオケが完成したそう。
オケのさわやかさを頭に持ち込みながら、当時の私(sayuri)はGreen Dayの『American Idiot』を聴いて戦争や社会について考えていたりしました。その思考を持ったまま、出来上がったオケを聴いていたからか、自然と社会や生活に向けたような歌詞とメロディが完成したのかなと思います。
一節目の「狂ったような日々から抜け出そうとしてもがいた」を聴いたmieが、『楽園』のアンサーソングとして作ってみたらと提案してくれて、より目的がしっかり定まった感覚がありました。
2022年にリリースした『楽園』は、ぬるま湯に浸かったような生活の中から楽して掴んだ幸せや、ダメだと分かっていながらも繰り返す人間の欲について書いた曲です。
考え方も行動も生活も、少しは前進し大人になったのではないかと思える今の私たちで歌う、生活の嘆きを、今の季節らしいさわやかなサウンドに乗せて届けられたらと思います。――キンヨウノヨル