OSHIKIKEIGOが7月2日(水)に配信リリースするTVアニメ『フェルマーの料理』のオープニング主題歌「メイラード」が、6月16日(月)より各種SNS(TikTok / Instagram / YouTube)にて先行配信されました。
7月5日(土)より、テレビ朝日系全国24局ネット“IMAnimation”枠にて放送開始となるTVアニメ『フェルマーの料理』は、漫画『アオアシ』の作者としても知られる
小林有吾の最新作。「数学×料理」をテーマとした人間ドラマで、2023年には豪華キャストによる
TVドラマ化もされ話題となり、今回が待望のアニメ化となります。
6月15日には、TVアニメ『フェルマーの料理』の本PVも公開。OSHIKIKEIGOが担当する主題歌「メイラード」の一部も使用されています。唸るようなグルーヴが駆け巡るパワフルなトラックにOSHIKIKEIGO史上最もエモーショナルなヴォーカルが重なり、アニメの世界観との親和性の高さが際立つ仕上がり。放送開始前にもかかわらず、既に物語への没入感を感じさせられ、放送開始が待ちきれないという声も。
初めてアニメのオープニング主題歌を担当するOSHIKIKEIGOは、「僕はよく自炊をしている時に『これは焼きすぎてしまったなぁ』と思う事があります。ただ、食べてみると一転、普段よりおいしかったりするんです。この現象の正体を今回、作品内から知り得る事が出来ました。〈メイラード反応〉聞き慣れない単語だと思いますが、端的に言えば加熱により焼き色や香ばしさが付与される化学反応を指します。僕が一瞥して‘焦げ’と軽断していたそれは料理をより美味しくさせていたのです。愛読中、この〈メイラード反応〉という言葉に主人公である岳が重なりました。数学という道を挫折し、新たに料理へ先を見た岳。料理の世界に没頭する最中、苦悩や葛藤の縁で彼を助けるのもまた数学でした。岳の人生にとって数学は‘焦げ’だったのでしょう」と語っています。
なお、OSHIKIKEIGOは、6月18日(水)にTikTok LIVEを開催することも決定しており、今後の展開にも期待が高まるところです。
OSHIKIKEIGOはソングライティング・トラックメイクにまつわる事象、すべてに対して、セルフプロデュースで制作を行ない、新たな感覚の楽曲を生み出し続ける才能の持ち主。音楽性は、独特のリズム感と、斬新な切り口の言葉をベースに構築され、どのジャンルも縦横無尽に横断。狂気にも似た思考でこだわり抜く姿は、得体のしれない凄みを感じさせます。年から始めたSNS投稿開始直後から、ユーザーの反響もありながら、業界関係者からのオファーが殺到。今年4月にユニバーサルミュージックからメジャー・デビューを果たしています。
[コメント]僕はよく自炊をしている時に「これは焼きすぎてしまったなぁ」と思う事があります。ただ、食べてみると一転、普段よりおいしかったりするんです。この現象の正体を今回、作品内から知り得る事が出来ました。
〈メイラード反応〉聞き慣れない単語だと思いますが、端的に言えば加熱により焼き色や香ばしさが付与される化学反応を指します。
僕が一瞥して‘焦げ’と軽断していたそれは料理をより美味しくさせていたのです。
愛読中、この〈メイラード反応〉という言葉に主人公である岳が重なりました。
数学という道を挫折し、新たに料理へ先を見た岳。料理の世界に没頭する最中、苦悩や葛藤の縁で彼を助けるのもまた数学でした。
岳の人生にとって数学は‘焦げ’だったのでしょう。
この楽曲を聴いて下さった方々にも同様に、「悲しい過去は悲しさしか残さない」そんな事はないんだと心にそっと留めておいてもらえたら嬉しいです。――OSHIKIKEIGO©小林有吾・講談社/フェルマーの料理製作委員会