TOKYO世界が、2曲入りの最新シングル「No Money Summer Boy / Natsuyasumi」を8月22日(金)にリリース。
リード曲「No Money Summer Boy」は、TOKYO世界が一番好きじゃない季節の“夏”になると思い出す記憶と今を繋げた歌詞が、ライヴDJも務めるHUGH THE KIDが手掛けたビートの上で描き出した音世界が昭和ポップスとヒップホップを融合させた爽やかでノスタルジックな楽曲に仕上がっています。
カップリングの「Natsuyasumi」は、3年ほど前の夏に制作した楽曲をNOAHがトラックをアレンジ、歌詞は当時の自分に対して今の自分がメッセージを送るようにTOKYO世界が自身で書き換えました。
エンジニアは「エントランス」に続いてTOKYO世界と同郷の蟹江翔が務めています。
また、アートワークには、本作に込められた「夏の鮮やかさに隠れた儚さや淡さ」という世界観にぴったりとTOKYO世界本人が感じた俳優の小菅汐音の写真を使用しています。
[コメント]僕は四季の中で夏が1番好きじゃありません。なぜかお金がないし、暑いし、要領が悪い僕にとっては楽しめないイベントが多過ぎるからです。
主体性をもった人達が一番楽しめる季節なので、意を決して遊びに行ったとしても内気な僕は狼狽ながらその場を凌ぐことしかできず、1人で逃げるように喫煙所に向かい、陽気すぎる日差しと悲しいほどに綺麗な夕焼けを眺めて自分の惨めさに打ちのめされてきました。また夏が来て、そんな昔を思い出して、避難場所だった喫煙所で妄想していた未来が今、少しずつだけど実現しつつあると感じます。僕は、お金はないけど人一倍自由さと夢を持っているなと思えた、そんな感情を曲にしました!
今回の楽曲は昭和ポップスとヒップホップの融合を意識して作りました!
爽やかでノスタルジックな曲なので、“夏”に同じような息苦しさを持っている人達に聴いて欲しいです!
「Natsuyasumi」は音楽を始めたての頃に、何にもうまくいかず、色んなものが自分の手から無くなっていって、それまでの自分の選択を後悔していた3年ほど前の夏に描いた曲です!
元々作ってあった曲をアレンジして、当時の自分に今の自分からメッセージを送るような内容にしました!――TOKYO世界