1985年のユーディ・メニューイン国際音楽コンクール現代音楽部門の優勝者で、クラシック、アイリッシュ、カントリー、ジプシーなどさまざまなジャンルを横断するヴァイオリニスト、ジル・アパップ(Gilles Apap)が来日。ワークショップと公演を開催します。日程は、9月20日(土)東京・中野 梅若能楽学院会館、9月21日(日)神奈川・横浜 杉田劇場、9月23日(火・祝)東京・新丸子 大田区民プラザ小ホール、9月26日(金)東京・中野 梅若能楽学院会館。
9月20日はワークショップ「ジルアパップと能楽堂で一緒に演奏しよう!」。子供から大人まで、弦楽器奏者を対象に、アパップ、アラン・パットン(acd)、
河村博司(g)、
新倉瞳(vc)と参加者がともに音楽を奏でます。観覧のみも可。このワークショップに向け、アパップは「みんなで弾ける、簡単な曲を用意するよ! オールドタイム(カントリーのルーツになったアメリカ移民の音楽)の世界だと、小さな子供も達人も、一緒に楽しく演奏するんだ。その場に集まったメンバーにぴったりのプレイでね。日本のみんなと楽しく音楽の話をしたり、一緒に弾きたいな」とコメントしています。
9月20日のワークショップ参加者による演奏もあるという、9月26日(金)は〈境界なきヴァイオリンフェスティバル〉と題された公演。アパップ、アラン・パットン、河村博司、新倉瞳のほか、
太田惠資(vn)、
酒井絵美(vn)、山田拓斗(vn)、磯部舞子(vn)というさまざまなジャンルで活躍するヴァイオリニストが集います。アパップのソロもあり。
9月21日の公演〈ジル・アパップ 珠玉のヴァイオリンリサイタル with フレンド in Yokohama〉は、高木洋子(p)、
柴田杏里(g)、ギターアンサンブルのカンパニージャとの共演で、クラシックの楽曲を披露。9月23日の〈ジル・アパップ旋風が巻き起こる! ヴァイオリンリサイタル in Tokyo〉では宮川春菜(g)、高木洋子(p)、カンパニージャと民族音楽や即興を中心に演奏します。