高校時代からそれぞれ宅録スタイルで作品を制作、リリースし共作曲も発表している10代の才能溢れる音楽家、帰国子女とsz2u(すず)。
2人が先日リリースした「薔薇と野獣」(
細野晴臣)、「BABY BLUE」(
フィッシュマンズ)のカヴァーはFMを中心に注目され始めています。そんな2人が新たに結成したバンド、ikeaが、初のEP『ikea』を10月29日(水)にリリース。
高校卒業、そして上京を経て急激に環境が変化する中、全力で刹那を捉えた全5曲。瑞々しく躍動感溢れる楽曲の中で独自のユーモアと若き衝動がフュージョンしています。
年末12月28日(日)には豪華ゲストを迎え東京・下北沢SPREADにて初の自主企画ライヴを開催の予定。
[コメント]sz2uとお互い音声ファイルをやりとりして完成させました。がんばったーーー。普段はひとりで作曲をしているので、ふたりで作品群を作るのがとても新鮮でした。難しかったけど発見もあって、自分についてよく考える機会になった気がしています。みんながそれぞれ違ったビートやメロディーの感覚を持っているんだよなーとかしみじみ感じて、世の中のバンドやお笑いコンビのがんばり&輝きに思いを馳せることとなりました。sz2uの声を私のjerkビート上に召喚して作ったoishi-restaurantがお気に入りです。いい声。ikeaの旅立ち。――帰国子女最初、タイトルから決めて曲を作り始めたんですが、お互いにめっちゃふざけたくて他にも面白い案がいくつも出ました。
生きていて肌で感じる冷たさや気まずさとかのせいで、(例えば人と関わるとき)、ほんとのことをだいぶこねくり回して良い感じに綺麗な形に直さなければいけない感覚をすべて取っ払って、このアルバムでは自分の中にある適当さや過剰性、ふざけてる感じをそのまま放出させたかったです。
面白ければいい感じとか、全部巻き込んで楽しくしたい、適当になっていきたいという感じがすごく全面に出ててかっこいいと思います。ぜひお聴きください!――sz2u