2007/05/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
“子供たちのため”にというユニセフの呼びかけのもと、世界を代表する映画監督たち……ジョーダン&
リドリー・スコット(イギリス)/
スパイク・リー(アメリカ)/エミール・クストリッツァ(セルビア・モンテネグロ)/
ジョン・ウー(中国)/カティア・ルンド(ブラジル)/ステファノ・ヴィネルッソ(イタリア)/メディ・カレフ(ルワンダ)が参加したオムニバス映画『それでも生きる子供たちへ』が6月9日よりシネマライズほか全国順次ロードショーされます。
両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、7つの国の子供たちの現実を、7つの国の監督たちがドラマティックに描く――。このオムニバス映画に収録された厳しい環境に生きる“誰にも知られていない子どもたち”と、そこにかすかながら射す、希望の光。その光をつかもうとする彼らの眼差しは強く、そのたくましく美しい生命力は「生きること」とは何かを大人たちに教えてくれ、心を強く揺さぶる映画です。
また、かねてより社会や子供の問題に関心の高いラッパー、
K-DUB SHINEがこの映画を観て立ち上がり、応援ソング「ソンはしないから聞いときな」(6月13日より配信のみでリリース)を制作。
『凶気の桜』の
薗田賢次監督がPVを制作、幼稚園から小学校低学年の100人の子供たちとも共演したとか。
さらに日本では、“『それでも生きる子供たちへ』プロジェクト”の趣旨に賛同した企業が制作した映画オリジナル缶バッジ(200円)が販売決定。缶バッジ1個につき160円がプロジェクトに寄付され、その全額がWFPを通してルワンダでの学校給食事業に当てられる(缶バッジ1個の寄付金160円で8食分の給食が賄われる)とのこと。